ついにR-811Mにさよなら
結局寒さの中、R-811Mの立ち上がりが遅く、電源オンのあと温まり音が出るまでの数十分が我慢できなかった。
すぐにWebで「2チャンネルパワーアンプ」を買い求めた。
最安値を探し
「 2チャンネル パワーアンプ ステレオ スピーカー HI-FI アンプ ゴールド」
を購入。Amazonでなんと2980円だった。
Amazonは驚くなかれ、Web注文で翌日届く。(最近はこれも常套句だなあ)
接続はいとも簡単、PCからUSB(A)-USBType-Cケーブルで接続し音楽を流すと一発で音が出た。
商品説明にはないが、DACの機能がついているのだろう、直接スピーカーをつないで音がでた。
*
ミニコンポでは音を出すまでに、レコードがあり、ターンテーブルがあり、アンプ(メイン、プリ、プリ+メイン各種あり)、スピーカーが2本あって、音が出ていた。
そして、附属にラジオを聴くチューナーがあり、カセットテープを聴くカセットプレイヤーが付いていた。
オーディオの進化過程で、心臓部が真空管からトランジスタにかわり、「音も変わった」といわれた。
レコードプレーヤーがベルトドライブからダイレクトドライブに変わり技術の革新を目の当たりにした。
やがてCDがレコードにとってかわり、デジタル音楽の世界となった。
つまり、レコードプレーヤーがCDというデジタルに変わった時から、DAC(デジタルアナログ変換器)が組み込まれるようになり、デジタルの世界に変わったのだ。
デジタルはPCの最も得意な世界、今後はオーディオもPCに取り込まれることになるのだろう。
しかしスピーカーだけは構造的に電気の強弱というアナログの信号で電磁石を振動させ音を出している。電気の強弱というのがアナログ信号そのものであるらしい。
昨今見渡せばそのスピーカーもデジタル化が進んでいるらしい。
すでにフルデジタルスピーカーも発売されているようだ。
*
さて購入したパワーアンプだが、中島みゆき、クイーンからグレングールド、ベートーベン、モーツアルト、イツアークパールマン、ポールサイモン、器楽曲からボーカルまで聴いているが、音が薄い感じはするが、音質は明瞭で、最近のPC用音楽再生ソフト側にイコライザー機能がついていることを考えればこれで充分楽しめる。
D-102Aにももう少し活躍してもらう。
REMEMBER3.11