紙つぶて 細く永く

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日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 36 水郡線・常磐線に乗る その2

水郡線・常磐線第二日

第二日 水戸駅から水郡線に乗る。

今日は水郡線で郡山、そして常磐東線でいわきへ、いわきから常磐線で水戸へ、水戸から東京まで帰る。

郡山で少し時間をとり、安積高等学校とその歴史博物館下記を見る予定。

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安積歴史博物館 - Wikipedia より

というのも水戸から郡山へ続く水郡線は上菅谷で支線がわかれる。この上菅谷までは列車本数18本/日であるが、ここから郡山へは8本/日と少なくなる。

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さらに郡山からいわきに行く磐越東線、郡山発いわき行の列車が「5時30分」「8時00分」「13時17分」「15時12分」等と早朝と午後出発になる。

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その結果Web乗り継ぎ案内では水戸から出発し8時前に郡山に着く列車がないので、郡山発13時17分732Dに乗るルートを選ぶ。

7時ころ出発の水戸-郡山-いわき-東京を検索しても、結果は9時22分水戸発329Dとなる。

水戸での出発が9時過ぎとなっても偕楽園を見学に行けるでもなし、それで郡山に早く着いて少し散策時間、安積高等学校とその歴史博物館見学をすることにした。

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ところがである。ここでも予想外の展開に。

駅へ向かう途中カメラを出してみると、電源がオフになっていない。電源がオンになっている。

昨日は一日、カメラを取り出さなかった。駅前の夕食も携帯カメラで撮影していた。

昨日の内にどこかでバッグの中で電源が入りバッテリーを使いきったのだ。シャッターも下りたのだろう真黒なシーンが何枚か残っていた。

その結果もちろんバッテリーは空っぽ。

メインの水郡線が撮影できない。

今回はスペア電池を持ってこなかった。

充電器は持参していたので昨夜気づいていれば充電できたとたいへん悔やまれる。

そんなこともあり

水郡線:水戸駅発7時28分327D-郡山駅着10時50分

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京都市バスと似たようなバスがあった

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これら全部携帯のカメラで撮影。

そして郡山駅前にヨドバシがあったので急きょ充電を依頼した。気持ちよく了解いただいたが10分程度では心もとないので30分間の充電をお願いした。

充電時間が30分なので早い目の食事にした。目の前にあったピボット「どん辰」

海鮮丼とサンマ丼。私はサンマ丼。新鮮で大変美味しかった。

30分の時間を使ったので、結局安積歴史博物館(あさかれきしはくぶつかん)はお流れ・・。

 

カメラの電池を受け取り、駅前にどーんと目立つ、郡山市ふれあい科学館、高さ133mに入った。

下の画像で奥に見える建物。上が欠けています。

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東北新幹線がまじかに走り抜ける。郡山市ふれあい科学館22階より

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遥か遠くに磐梯山が望めた

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大正期の郡山駅ジオラマ

そして出発時間となった。

磐越東線:郡山駅13時17分発732D-いわき駅着14時52分

列車はほぼ満席。そしてこの列車にも青春18キッパーが乗っていた。

CanonEOSを構えた中学生くらいの男の子と若い母親、そして30代くらいの男性。

その男性と同席となり、やがて話を交わすようになった。

聞けば同じ水郡線から磐越東線、常磐線と一日で回るそうだ。なんでも青春18きっぷが一回分残ったとのことで、千葉の家から水戸、郡山、いわき、水戸を経由し自宅へ戻るそうだ。私たちと同じルートだ。

彼には女の子がいるそうだが、列車には目もくれないそうだ。奥さんも興味がないらしく、いつも一人。

カメラも持たず、車窓を眺め、時折スマホに目をやる。

このような人を純粋な乗り鉄というのだろう。時刻表を使うかとたずねたところ、使うが古いものしか持っていない、と。

やはり時刻表は廃れてゆくのだろうなあ。

出身地が兵庫県とのことで西日本の路線も詳しかった。またどこかで一緒になるかも。

しかし、青春18きっぷでは今回の例を含め、親子連れ、それも母親と子どもの組み合わせによく出会う。

また富山、そして只見線 その2 - 紙つぶて 細く永く

列車にシャカリキになった男親と一緒よりも、気軽に回れて財布を握っている母親の方が楽しいのだろう。

いわき駅からは常磐線

常磐線:いわき駅15時7分発564D-勝田駅着16時34分

なぜ水戸ではなく隣りの勝田駅乗換か、勝田駅付近には勝田車両センターがあり常磐線上りのほとんどが勝田駅始発となる。

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常磐線:勝田駅16時58分発444M-日暮里駅着16時34分

ボックスシートを求めて車両を移動していると、最後部にあった。そしてそこでなんと兵庫県出身の彼とはやくも再会してしまった。

この列車は10両編成でかつ土浦駅で5両増結され15両編成となる。15両、長い。

長いだけあって、乗客も増えてきた。列車は賑やかな集団の声を乗せ首都圏に戻ってきた。

日暮里から神田、そして荻窪とラッシュの中ビル群を眺めながら・・。

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2017年
JR北海道の年間赤字「-525億7600万円」
JR四国の年間赤字「-119億0900万円」
JR東海東海道新幹線の利益額「5398億6000万円」

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