紙つぶて 細く永く

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車が好きだった(が今はほとんど乗らない)

以前は毎年車の走行距離が2万5千キロくらいになっていた。1か月にすれば2千キロほど、単純に一日に換算すれば60km(稼働日で換算すれば90kmほど)になる。その中で覚えたテクニック。

マニュアルシフト車でのシフトダウンにはクラッチをオフにしてアクセル空ぶかしが、(加速するときの)ノッキングを防ぐテクニックです。エンジンの回転数がギヤを介してタイヤに伝わるので、たとえばマニュアルの4速を3速へと切り替えるときには4速を開放しいったんギヤをニュートラルにする、その時にエンジンを空吹かし(アクセルを踏む)し、エンジンの回転数を上げて3速のギヤ比に合わせる。そしてクラッチをつなぐ。これによって接続したときのショックを和らげる効果がある。
参照 AISIN AI RECRUITING -アイシンAI採用サイト-


ブレーキは後続車の追突を避けるため、「ダブルブレーキ」にする。1回目は短くストップランプを点灯させ後続車に制動をかける合図を送る目的でブレーキペダルを軽く踏む、そして2回目に安全に停まれるブレーキ操作をする。
この副次効果はブレーキオイル中にバブルが生じた際にポンピングという操作となりブレーキ制動効果が増すこと。(しかし最近はABSの装着で異論もあるようだ)

走行中は2台前の車に注意する。多数の車と流れになって走行中は、直前を走る車がブレーキを踏むより前に2台前の車がブレーキ制動をかける。つまり制動距離が長くなりソフトに停止できる、かつより安全性が増す。

前を走行中の車との距離を適宜とる。「適宜」としか云えないが、一般に走行している車は今少し距離をとる方がいい。ブレーキ操作や緊急の時の回避ハンドルなどが余裕をもってできる。そうすることで高速道路や信号のない地方の道路では多数による走行中であってもまずブレーキを踏むことがない。

エコな走行、そして同乗者にとって優しい走行はメリハリのきいた走行ではなく速度放物線をなだらかな山にする。云いかえるなら最高速度到達までの時間を長くとる。そして停止に至る過程つまり放物線の下りはアクセル開放によるエンジンブレーキからフットブレーキによる制動に入る。(ブレーキパッドの無駄な消耗も避けられる)

登り坂にかかるときは坂の手前から加速をする。

余談であるが、近ごろニュースで夜間走行中は前照灯をハイビームで走行するようにとの記事を見る。また某交通評論家は車の夜間走行はハイビームが基本とも述べているが、道路交通法第52条第2項では、夜間に他車両と行き違うときや前走車の直後を走る場合には、ヘッドライトの消灯あるいは減光する等灯火を操作しなければならないと定めている。
この「夜間に他車両と行き違うときや前走車の直後を走る場合」以外の走行がどの程度あるかを考えると、夜間に他車両と行き違わないときや前走車の直後を走らない場合にのみハイビーム走行となり、つまり大部分の走行、基本走行はやはりロービームであり、ニュースや某評論家がいう基本走行は法規違反になりかねない。
直後に着かれた車がハイビーム走行で迷惑をこうむったことが何度あるだろう。そのようなときは必ず進路をゆずり、後ろから短い距離ではあるがわざとハイビームで走ったものだ。



 

REMEMBER3.11