青春18きっぷの旅 東北を巡る
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そして夕食は念願であった、西荻窪の居酒屋「しんぽ」に入った。予約をしていたが、席はなんとロフト(立ち上げれないほど低い天井の2階)
胡坐をくみながら何点かつまむ。
この2階(ロフト?)はカウンター厨房の真上だった。
滑車で料理を吊り上げれば楽なのになんて思いながら、
店員が腰を曲げて運んでくる料理を頬張った。何かの縁か東北の食材も多かった。
人口の多い東京には当然その口を糊する必要から飲食店も多くなり、
隠れた名店が数多く存在するのだろう。ここもその中の1店舗。
時節柄夏休みで家族連れや同僚と一杯するメンバーを後に、席を立った。
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翌日は恒例の東京ドーム観戦。
今年のジャイアンツは強い。ドームの観客が一体となって応援する姿勢はなんといっても、
某阪神球団の「アッホ」とは違う。礼節がある(それも日本の礼節である)
ネックタオルなるものを振り回すのが最近の応援流儀。
「杉内俊哉」名義を買い求めた。
しかし、今日はヤクルト相手に悲しいかな一方的な敗戦であった。
(しかし東京ドーム脇の蕎麦屋ではそばと一緒に注文すれば生中が150円
なのに東京ドームの中では生中が800円とは・・
今回はビールはぐっと我慢。お茶で濁した)
一汗かいたあと巣鴨の「さくら温泉」で一風呂 設備は豪華だが1260円と少し高い。
愚息のワンルームはビルの最上階4階にあるのだが、
周囲に高層建物がないので夜間風がさわやかに吹き抜ける。
風呂上りの後はぐっすり眠れた。
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新宿から上越線経由新潟 | |||||||
路 線 |
赤羽線 | 上越線 | |||||
東北・高崎線 | 信越線 | ||||||
駅 滞在 時間 |
新宿
|
赤羽
05 |
高崎
15 |
水上
06 |
越後湯沢
52 |
長岡
13 |
新潟
|
8時 | 27 | 2620 E |
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15 | 42 | ||||||
47 | 3921 M |
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9時 | 1h 28 |
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10時 | 15 | ||||||
30 | 731 M |
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11時 | 1h 06 |
35 | |||||
41 | 8737 M |
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12時 | 37 | 18 | |||||
13時 | 10 | 1739 M |
|||||
14時 | 1h 15 |
25 | |||||
38 | 731 M |
||||||
15時 | 1h 17 |
55 | |||||
駅 滞在 時間 |
新宿
|
赤羽
05 |
高崎
15 |
水上
06 |
越後湯沢
52 |
長岡
13 |
新潟
|
区間 km |
10.3 | 59.1 | 71.4 | ||||
91.8 | 35.1 | 63.3 | |||||
所要 分 |
15 | 1h06 | 1h15 | ||||
1h28 | 37 | 1h17 | |||||
時速 km |
41.2 | 53.7 | 57.1 | ||||
62.6 | 56.9 | 49.3 | |||||
停車 駅数 |
2 | 13 | 15 | ||||
14 | 7 | 19 | |||||
駅間 km |
5.2 | 4.5 | 4.8 | ||||
6.6 | 5.0 | 3.3 | |||||
駅間 分 |
7'30" | 6'04" | 5'00" | ||||
6'17" | 5'17" | 4'03" |
翌日朝から新宿を出発一路新潟へ向かう。
帰省客なのか列車はそこそこの混み具合。
赤羽で乗り換え、さすがこの駅は大きな駅で乗換えホームにも余裕があった。
関東平野に降り注ぐ真夏の日差しが東京から埼玉、群馬と進むに連れ集積されていくようだ。
その集積が日本一の暑さとなり熊谷市に至る。列車はその熊谷から高崎へと進む。
-谷川連峰写真YamakeiOnlineより-
高崎で乗り換えとなった。空いた席を探しながら乗り換えた。
瞬時に乗り換えるので暑さは判らなかったがこの地も暑さを誇る。
つぎは水上駅で乗り換え。
入ってきた列車は難所である新清水トンネルを控え列車も3両の短い編成となった。
ここで高崎駅での甘さが表面にでてきた。
高崎で乗った車両位置から水上での乗り換え列車までの距離が長かった。
ついたころには既に座席はおろか通路まで満員である。
人混みの中列車は出発。しかし押し合いへし合いもなく整然と列車は進む。
尾瀬への入り口沼田から谷川連峰のなかへ分け入る。
下り線専用の新清水トンネルと同じく上り線として利用されているのが清水トンネル。
こちらが、有名な川端康成の「雪国」書き出し部分「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
当時は単線でトンネルも清水トンネルしかなかった。
(というより清水トンネルが単線であったから上越線は単線であったのだろう)
http://www8.ocn.ne.jp/~hnnihon/introduction/article/007/art007.html
(路線名の由来は、上州(現在の群馬県)と越後(現在の新潟県本土)を結ぶことに由来する。
なお、新潟県には上越市やそれを含む上越地方があるが、上越の由来が異なり、
上越線は上越市はおろか上越地方すら通らない。新潟県の上越線沿線は全域が中越地方である
-Wikipediaより-)
(東日本を訪れる3に続く