紙つぶて 細く永く

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1と0

この世での事象の99%は1と0で解決する。

ビッグバンに始まる宇宙の創生、星々の疾走、夏至から冬至にいたる暦のかわりや日食や月食
核分裂によるエネルギーを利用した原子力もデジタルの力である。
エネルギー不滅の法則
その中で2001年には木星への「Odyssay」が実現するはずであった。
しかし2001年の世の中には「Odyssay」というい車が走っているだけだったが・・・

たとえば、レコードの音声は1と0すなわちデジタルで雑音のないピュアな音声となる。
通勤時間も徒歩の歩数かける歩幅+通勤列車の乗車時間で計算できる。
月々の給料も契約時間給かける勤務時間で算出される。
あさの通勤で急いでいる中、道路の突起でつまずくのは靴底を何cm高く上げるかと
脚を運ぶ速度、体のバランス感覚度による。

政治についても定量的数値と定性的数値をはじき出し、方程式ではじき出される。
たとえば、菅直人は人間度70+総理100を足した170単位
小沢一郎は人間度50+人脈度90の140単位
谷垣禎一は人間度60+自民党総裁-50の10単位
石破茂は人間度70+自民党政調会長30+オタク度マイナス50で50単位
鳩山由紀夫は人間度60+無任所で0度の60単位
代議士それぞれについて単位を算出すればその掛け算で不信任も信任も計算できる。
この伝で行けば、定量的かつ定性的に戦力の比較を行うと勝利か敗戦かが見えてくる。

ましてや、現在の多くの仕事作業はPCの中で行われ映画、音楽、文書、受付ガイドすら
デジタルで管理される。

美の世界でもセザンヌや写楽の絵画が美しいと感じるのは、黄金比に代表されるデッサンの力と
たとえば青を0赤を10とするような、その色合いの配合面積割合による。
音楽はシンフォニーであれ民謡であれ、音符音階を掛け算で積み重ねたもの。

と考えていた。

しかし、残りの1%である人の心は違った。
紙からデータへの回で書いた下記も
   一方、申請受付者は受信サーバーを覗きに行きモニタで確認するのが肝要である。
   しかし管理受付部門でも紙信奉者はこれを紙でPrintOutしてしまう。
   また、メール添付で来た申請書を紙に印刷してしまう。
   せっかく電子データに保存した意義がない。
   これが二番目紙を増やす結果となる。
   紙にすると保存方法にも難点があり、たとえばことなる部署で参照するにも困難が伴う。
   データにすれば劣化はなく、LANでつながっていればどこでも確認ができる。
   この方法でかなりの紙文書が電子化され紙節約がすすむ。
   各人がIT技術に慣れること、改善の意識をもつことで電子化はどんどん進んでゆく。
「紙のほうが見やすいし、保存も実感できる」ということで難なく一笑に付されてしまった。
人徳がない私の説得力の結果ということになってしまえばそれまでだが、
1+1が2として理解できない人には矢張り、デジタルも理解できない事象なのであろう。
(1+1がなぜ2なのかは先人が「1+1を2と名づけたから2なのである」)
                           昨日の月
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