紙つぶて 細く永く

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銃器規制と軍備の関連性

USAでは銃器による殺傷事件があとを絶たない。

しかし、多くの市民の考え方は

このような悲惨な事件で被害にあわないよう、銃をもつ。

俺は、被害にあわないよう武装する。

不逞の輩が来たときに間に合わないので、警察は当てにならない。

武装したものに対抗できるのは武装するしかない。

狙われたら、狙い返す。

どこかで聞いた論理。

国家としての軍事増強。

このような悲惨な「戦争」で被害にあわないよう、「軍備をする」。

「この国」としては、被害にあわないよう「軍備増強」する。

「侵略国家」が来たときに間に合わないので、「国連」は当てにならない。

「侵略国家」に対抗できるのは「それに勝る軍備」をするしかない。

狙われたら、狙い返す。(高度に軍事化すると、「狙われる前に叩きのめす=つぶす」)

「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む」-チャリー・チャプリン-

銃を所持する個人は非難され、核兵器を含む武器を大量にもてば賞賛される国家になれる。

自己防衛の論理のみで解決しようとすると矛盾が生まれる。

しかし、圧倒的に体力の勝る暴漢に襲われ、防備できないと分かったとき

武器を渇望する自分にならないだろうか?

いやきっとなるだろうな。