紙つぶて 細く永く

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蕎麦屋

いつの頃からか、蕎麦派になった。若い頃は蕎麦屋に入っても連れ合いは蕎麦私はうどんに分かれた。
余談だが、京都の「たぬきうどん」と大阪の「たぬき」は違った。
京都では「油揚げ」の入ったきつねうどんにあんをかけたものが「たぬきうどん
大阪では「油揚げ」のはいった蕎麦が「たぬき」であったと記憶する。
ところがここ十年くらいはすっかり蕎麦派になり、兵庫県氷上市青垣町「藪そば」などによく通った。
先日京都丸太町を歩き帰宅途中にいい出汁の香りがした。
思わず、引き戸をあけて、覗くとまだ新しい木の香りがする蕎麦屋であった。
8時がラストオーダーと聞き時間のあるときにと考え翌日連れ合いと一緒に、そこを訪れた。
引き戸を開けてはいると、大きな白木テーブルがありこじんまりした店作り。
そばだけを食べるつもりで入ったのであったが、
私の好きな出汁巻き玉子や酒肴膳というメニューがある。
早速双方を注文 特に酒肴膳は生湯葉の刺身と柚子味噌に蕎麦の実を入れかるく炙ってある一品 風味が特に良い。
そして鴨の煮たもの?、この味付けが絶妙で特に白ねぎとの相性がぴったり。

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「そばがき」の多くは、湯がいてあるものと思っていたがここの「蕎麦がき」は生である。
山葵と醤油や、ゆず味噌で食べる。初めてのたまらない味。

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そばは私が、「ねぎとおろし大根そば」
これが、好きなねぎと大根、そばがマッチして非常に美味い。
全体が、「私がねぎとおろし大根そば」と主張している。

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連れ合いは「花まき蕎麦」こちらも海苔の風味とそばが組み合って
いい味を出している
しかし、大事なのはそばと出汁のハーモニーこれまた絶妙の組み合わせ。
幸せなひと時です。
今年7月7日に開店したまだ生まれたての店だそうです。
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蕎麦屋関連?http://miyuki-lab.jp/disco/lyric/ba102.shtml

 

REMEMBER3.11