紙つぶて 細く永く

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再読加藤周一

(1968年の)パリの自由は、数週間、プラハの自由は数ヶ月のうちに終わった。
一つの夢が過去る。しかし人間は夢なしに生きることができない。
必ずや同じ夢は再び青年たちと彼らと共にある人々とを、日常の秩序
のなかから、歴史の、あるいは叙事詩の舞台に描きだすことであろう。
加藤周一著 -「言葉と戦車」-