紙つぶて 細く永く

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東日本震災

雑誌「世界」から

いま、私たちは深い悲しみと巨きな不安の中にあります。三月十一日、これまで経験したことのない巨大地震が宮城沖で発生、大津波が東北・北関東の東部沿岸を襲いました。おそらく二万を大きく超えるであろう人々が、突然、生を断ち切られました。* 女も男も…

本性

1993年10月5日に明らかになった、業界団体である電気事業連合会が、「広告費の名目で自民党の機関紙『自由新報』(現『自由民主』)に年間10億円程度、供与していること」と、ガス業界では、「経団連の外郭団体の経済広報センターが、ガス業界の依頼でやはり…

それぞれが困難に立ち向かう

技術立国日本であっても防げなかった震災GDP世界トップレベルの技術立国日本が作った原子力発電所なんなく破壊された事態二万名を超えるであろう死亡者、そのほとんどが「行方不明」という言葉で現されている。「未曾有」の「想定外」の出来事によって時…

日本復興

女房が言っています。『安全だってあなたたち言ってたけど、うそじゃない』私自身、『何重にも安全策をとっている』という専門家の話を信じてきたところがあります。科学者たちがあまりに専門分化して一人一人がまるで針のようになっている。特に原子力の専…

Paradox「東京大学:原子力国際専攻の目指すもの」

21世紀に入り、人類の歴史は、新たな局面を迎え、これまでのような「科学技術を基盤とした物質的な豊かさの追求」から、「地球環境と調和した持続可能な社会の構築」へと、パラダイム転換が起きています。 この中にあって、人々の豊かな暮らしを支える経済活…

まさしく細く永く

なるほどこれが「焼け石に水」朝日川柳3月30日(西木空人選) 次は「くさいものに蓋作戦かな」*両親、弟と一緒です。ボランティアの人たちに「卒業を祝う会」を開いてもらった。(同級生の)ももか、あやかと一緒でなくて残念だったけど卒業証書や花束を…

無力?有力?

地球規模での数限りない援助、数多くの救いの手、幾多の協力がある。でも、巨大な災害の前には足りないのであろう。*陸前高田市消防団員27日午後横殴りに雪が降る中、港に浮かんでいた30代の女性の遺体を見つけた。傷つけないようていねいに陸に上げた。強…

原発論議からみえてきたもの

福島原発は東京電力が設置した。これを忘れない。 そもそも、原子力発電所では二重三重の安全策を講じているので事故は起きない。という前提が間違っていた。世界でも最も厳しいといわれる日本の基準であったのに。*その日本の原発で、建屋が爆発したのであ…

懲りない人・めげない人

「福島県が首都圏の電力の3分の1を担ってきたことを聞かされ平手打ちされた気分」という感覚の無学編集委員記者、無学を堂々と紙面に載せたぜ!これは原発建設のときに必ず論議される点である周知の事実。*保安院の広報?はなぜ淡々と発言できるのか?(に…

東日本大震災

東京大学大学院の学者は、立ち居地を変えた。今回の福島第一原発について保安院が発表した、国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当というコメントに何の反省も無く、以前の自身のコメント「チェルノブイリやスリーマイル島とはレベルが違う」に言及す…

福島原発の対応

学者は現在の状況把握を述べるだけでは済まない。 *正しい現在の状況、特に数値情報を把握することは必須である。第一しかし、事故によってこれから進む方向を示唆できるのは、知識に長けている、あなたたちなのだ。第二「現在はこのレベルであり、スリーマ…