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映画VICE

クリスチャン・ベール

映画VICEを見た。

こてんぱにディック・チェイニー元副大統領を指弾している作品だ。

2001年9月の同時多発テロ事件当時に、副大統領だったチェイニーを取り上げた作品。

若き日20代のチェイニーから晩年のチェイニーまでを、クリスチャン・ベールが演じる。

体重を増やし、髪の毛を剃り、眉毛を脱色するなど役に溶け込んでいた。

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とても同一人とは思えない。

チェイニーは単純でデクノボーな子ブッシュジョージ・W・ブッシュ)に頼まれ副大統領になった。そして大統領に才能がないことを利用して、史上最強の副大統領になったという筋書きだ。

チェイニーは副大統領になるまで石油関連大手企業ハリバートンのCEOだった。

当然ハリバートンは石油関連企業だから、イラクの石油に関する米国の政策は利益を左右する。

映画の中でも、ハリバートンが入札なしで政府契約に絡むところや、チェイニーがハリバートンから退職金2600万ドルを得る場面が描かれる。

どこの国にも政界の幇間、つまりたいこもちはいるようでアメリカ政界にも待ってましたとばかりに、権力者のいいなりに都合のいい法解釈をする輩がいる。

まあ、どこか極東の非民主主義国のように、朝食は摂ったのに「朝ごはんは食べましたか」「いえ食べてません(=ごはんはたべてません)」なんて非論理的な幇間ではない。

法の解釈を独自の視点から権力者の都合のいいように解釈し直すという幇間だ。

チェイニー自身も才能ある人には描かれていないが、自らのために人を裏切り続ける男に描かれている。

最後に彼の独白が流れる。

イラクを破壊したブッシュ政権の政策に国民の過半数が否定的な判断を下したことをインタビューアに聞かれ、かれは最後叫ぶように反論する。

「一体どのようなテロなら許されるのか。
私は選ばれた者として、国民からの信託を受け政策を実行したまでだ。

反省なんかしていない」

ここまでくると社会ドラマのようだが、映画は喜劇としてつくられている。

途中政界を引退しハリバートン入りしたチェイニーは、「余生を悠々と過ごした」と映画途中でテロップが流れたり、最後に「この映画」のアンケート調査場面があり、市民が殴り合いの喧嘩を始めるなど思わずにこりとするところもある。

(この最後の場面は2回あるエンドロールの1回目後に出てくる。だから半分くらいの観客は帰った後だった)

ブラッド・ピット

前回の「グリーンブック」といい、私の見る映画はだいたい観客10人くらいだが、この映画は平日なのに人気なのだろう20人以上と入り数も多かった。

実名が多く出てくる映画。

だからその当時の政策的悪行も記憶の中で鮮明に思い出せる。

たとえば安倍のかわりに「財前首相」が

憲法違反の戦争法案を様々な政治的幇間(建畠法制局長官や成瀬唯夫首相秘書官)を使って無理やり通した」

なんて映画をつくってもしょせん迫力がない。

ViceViceという語には「悪、非行、堕落行為、悪習、悪癖、(人格上の)邪悪、悪徳」と、 接頭語として「副」という意味がある。vice-president
巧い題名だ。

この映画にアカデミー賞をはじめきちんとした評価をするアメリカンジャーナリズムがたくましい。

そしてこの映画をプロデュースしたブラッド・ピットにも感謝。

 

「イヴァンよお前にやる花はない」プラハの花屋

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 58 北海道鉄道冬紀行最終回

北海道:小樽と札幌

小樽の宿からは小樽運河が近い。

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小樽運河

そして朝は運河

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散策に出かけた。
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もちろん積雪はあった。その上にかすかに雪は降り積もった。

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京都でもおなじみ人力車・えびす屋 
2週間前には京都嵐山で曳いていたと。笑顔だから元気だった。

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1934年12月25日:3代目駅舎

小樽駅から札幌に向かう。小樽駅の天井が見事だ。

 

今日は北海道鉄道冬紀行最終日。千歳から帰りの飛行機は午後なので時間はゆっくりでいい。

札幌市内を今一度散策することにした。

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ここ小樽湾でもサーファーが冬の波に乗っていた。

北大恵迪寮

北大構内を巡ってみることにした。

北大といえば恵迪寮。京大吉田寮と同じく100年以上の歴史がある。

その様子を探ってみたかった。

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北大構内

寮に電話し、最寄り駅を聞くと「桑園駅」と教えてくれた。

そして北大外壁にぶつかり右へ舵をきった。これが悪かった。

上記地図でみてもわかるように恵迪寮からは離れるばかり。

北大クラーク会館横から敷地に入り、学生に恵迪寮方向を聞いた。一生懸命教えてくれるのだが、今一つ要領を得ない。

不明のまま、クラーク像にたどり着いた。

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クラーク博士像
丘の上のクラーク・boy’s,be ambitiousクラーク像と言えば大正時代から存在する上図の胸像が有名であり観光客も多く訪れていた。しかし、大学構内にある胸像で学業に支障を来たしたことから、大学が
有名な手を差し出すクラーク像を、クラーク来道(北海道大学創基)100周年、アメリカ合衆国建国200周年に合わせて1976年に作成し札幌市豊平区に設置した。

近くの生協中央食堂に入りやっとサッポロラーメン。

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いよいよ恵迪寮に向かうが相変わらず道がわからない。

迷ううちにポプラ並木に出くわした。

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冬の並木道

2004年の台風で51本の内19本のポプラが倒れたそうだ。チョット寂しい「冬の並木道」だ。こちらが詳しいポプラ並木の様子

そして雪かき作業の職員の方に恵迪寮を聞いた。

教えてくれた恵迪寮ははるかかなた、広大な雪原の向こうだった。

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間には広い第一農場があり、うんと積雪していた、到底ラッセルは不可能で回り道するしかないが、飛行機までの時間がなかった。

NIKOND5200カメラ騒動のカメラNIKOND5200はその後も働いた。無事冬紀行期間中は作動し、帰宅後修理となった。
見た目にも歪んでいる鏡筒を取り換えるとのこと。
そして1か月、修理を終え無事戻ってきた。元気に動いている。

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終わり

北海道冬紀行13 - に戻る

(北海道冬紀行1 - 最初に戻る)

2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 57 北海道鉄道冬紀行13

小樽

いよいよ小樽に着いた。

2回目の小樽。いや短時間滞在をいれると3回目。

その2回は雪のシーズン。今回も内地出身を自覚して(?)すべらないように時にゴムアイゼンを装着し歩いた。

小樽ではいくつか宿泊候補ホテルはあったが、ホテルノルド小樽を選んだ。

初日札幌のホテルはホテルマイステイズプレミア札幌パークでホテルノルド小樽は奇しくも同じ系列だった。

ノルド小樽は小樽駅からは歩いて7-8分。

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ただしこちらは大浴場はなし。単に小樽運河に近いということから決めた。

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重厚な建物だった。

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ホテルには18時過ぎに着いた。稚内からは430kmくらいになるが、朝10時27分発で8時間ほどの移動時間だった。

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北海道での各日の移動距離と時間を比較すると、

  出発地 乗車 目的地 到着 移動時間 距離km
第一日 札幌駅 7:00 釧路駅 15:51 8:51 619.3
(内釧路----根室普通列車往復) (4:39) (270.8)
第二日 釧路駅 8:57 知床斜里駅 11:11 2:14 131.8
知床斜里駅 16:33 網走駅 17:17 0:44 37.3
第三日 網走駅 8:06 稚内駅 19:49 11:43 497.1
(内旭川----稚内普通列車) (7:18) (259.4)
第四日 稚内駅 10:27 小樽駅 18:12 7:45 430.0
(内稚内----旭川普通列車) (5:28) (259.4)

上図で   の部分は特急乗車が含まれる行程

当然ながら特急が含まれると移動距離も多くなる。今回のようにポイントを置いて各地を回る計画なら鉄道での移動も捨てたものじゃないと実感した。

早速近くの寿司屋に出かけた。

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雪はまばらに降っていた。

ここでもインバウンドが多く、店内ではチャイニーズやコリアンの声がが飛び交っていた。

若年層が多く、席についてからも支配人らしき人に窓側に席を移動したいとか、「この寿司セットはこれに変更できないか」、みたいなことを交渉していた。

側にいる彼女の手前ということもあるが、主張はするという意地みたいなものが充分感じられた。

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他国籍のひとは主張が強いとか、礼儀の基準がことなるとか喧しいこともきくが、

ひるがえって釧路湿原茅沼駅でひとり降りていった中国語を話す女の子を思い出した。

郷には郷の文化があり、それを他郷の人間が自身の基準で判断することはバイアスをかけることになる。

これからの日本はなおのこと、この試練に突き当たることになる。

 *

 

小樽市の人口を調べて驚いた。

小樽市国勢調査人口の推移
年  増減
1920 108,113  
1925 134,469 26,356 24.4%
1930 144,887 1,0418 7.7%
1935 153,587 8,700 6.0%
1940 164,282 10,695 7.0%
1945 164,934 652 0.4%
1950 178,330 13,396 8.1%
1955 188,448 10,118 5.7%
1960 198,511 10,063 5.3%
1965 196,771 -1,740 -0.9%
1970 191,856 -4,915 -2.5%
1975 184,406 -7,450 -3.9%
1980 180,728 -3,678 -2.0%
1985 172,486 -8,242 -4.6%
1990 163,211 -9,275 -5.4%
1995 157,022 -6,189 -3.8%
2000 150,687 -6,335 -4.0%
2005 142,161 -8,526 -5.7%
2010 131,928 -10,233 -7.2%
2015 121,924 -10,004 -7.6%

直近の人口は最盛期の61%ほどになっている。

私の頭では札幌のベッドタウンとして人口は少なくとも維持していると思っていたが、毎年2000人ちかく(国勢調査は5年毎)減少している。

小樽市のHPには以下、原因としての解説が載っている。

市民意識 ・若年層の移住志向
  • 札幌近郊住民と比べ、30代以上の小樽市民の定住志向は高い
  • 20代以下の若年層は、小樽からの転出志向、他市町からの転入志向が高い
  • 小樽市の総合満足度が高いほど、定住志向が強い
    • 小樽市民の満足度が低いもの
      • 周産期・小児・重篤な病気・怪我等の医療、子どもの遊び場・公園、除排雪
    • 総合満足度と相関が高いもの
      • 鉄道交通の利便性、除排雪、街の雰囲気、商店活気、生活・住居コスト、住民人柄
    • 重要と考えるが満足度が低いもの
      • 生活コスト、除排雪、商店の活気
  • 札幌近郊住民は、小樽への満足度が高い人ほど小樽への移住志向が高い
    • 世代と距離により異なり、他地域に比べ札幌市西区女性の小樽市への移住志向が高い
    • 居住地に求めるもの
      • 街の雰囲気、買い物の利便性、生活・住居コスト、鉄道交通の利便性、除排雪
  • 関わりが深い、サービスを必要としている世代・性別ほど、より不満を示し、重要視する傾向

どうやら札幌市を強く意識し、小樽から札幌への移住を懸念している様子がうかがえる。

札幌から小樽はライナーで30分ほど。通勤するにせよいい距離感だ。距離ではなく住環境に不満なのかなあ。

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2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 56 北海道鉄道冬紀行12

宗谷線上り

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GPS測位士別付近

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宗谷線下沼駅

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宗谷線雄信内駅

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宗谷線糠南駅

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宗谷線佐久駅

佐久駅には12時43分着 午後1時で太陽はこの高さだった。

JR宗谷線 稚内 → 名寄 4326D
駅名 時間 稚内から
稚内 10:27 0.0km
南稚内 10:31 2.7km
抜海 10:44 14.4km
勇知 10:54 22.7km
兜沼 11:00 28.5km
徳満 11:10 38.5km
豊富 11:17 43.5km
下沼 11:26 52.2km
幌延 11:47 60.0km
上幌延 11:52 64.8km
南幌延 11:57 67.8km
安牛 12:00 69.7km
雄信内 12:07 75.7km
糠南 12:15 81.4km
問寒別 12:18 83.6km
歌内 12:25 89.1km
天塩中川 12:34 97.5km
佐久 12:43 105.8km
筬島 13:04 123.8km
音威子府 13:12着 130.1km
音威子府で長時間停車はなし
音威子府 13:15発 130.1km
咲来 13:21 134.7km
天塩川温泉 13:26 137.9km
豊清水 13:31 141.5km
恩根内 13:37 147.3km
紋穂内 13:45 154.4km
初野 13:50 157.5km
美深 13:54 161.1km
南美深 13:58 163.8km
智北 14:02 166.1km
知恵文 14:06 168.2km
北星 14:09 170.1km
日進(北海道) 14:19 179.2km
名寄 14:25 183.2km
運転日:全日

佐久駅で時間待ちとなり、待っている間に団体臨時列車なのかまたは回送列車なのか時刻表に記載のない無名「特急」が通り過ぎた。

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跳ね上げた雪が後部に付いていた
JR宗谷線 名寄→ 旭川 なよろ8号
駅名 時間 稚内から
名寄 14:33 0.0km
風連 14:41 8.1km
士別 14:55 22.3km
剣淵 15:04 31.0km
和寒 15:13 39.9km
比布 15:36 59.1km
永山 15:44 66.9km
旭川 15:55 76.2km
運転日:全日

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 旭川からは特急カムイ32号で札幌へ。

JR函館線 旭川→ 札幌 特急カムイ32号
駅名 時間 旭川から
旭川 16:00 0.0km
深川 16:19 30.2km
滝川 16:32 53.3km
砂川 16:38 60.9km
美唄 16:50 79.4km
岩見沢 17:00 96.2km
札幌 17:25 136.8km
運転日:全日

 

優等列車と普通列車青春18キッパーにとって普通列車や快速はおなじみだが、特急列車に乗る機会はそう多くない。
そんなことからの僻みではないが、幾度のっても新幹線や特急の座席はどうも落ち着かない。
 今回の列車
  • 札幌から釧路は特急「スーパーおおぞら」リクライニング2人
  • 釧路から根室花咲線往復は普通列車1両ほぼ満席、ベンチシート
  • 釧路から網走普通列車1両途中までほぼ満席、ボックス3人相席
  • 網走から旭川特急「大雪2号」リクライニング2人
  • 旭川から稚内往復普通列車1両、ボックス2人
  • 旭川から札幌特急「カムイ」リクライニング2人
一つには特急の場合は停車駅が少なく、長時間車窓からの景色が飛び去ってゆき単調になること、また鉄道会社の「快適に旅行できる座席づくり」という思惑とはことなり、特急のリクライニングシートでは目の前がシート背面となりシェアできる空間が狭くなり身動きすらできないこと、逆に普通列車では適度に停車し車窓からの景色が止まり印象付けられること、またボックスシートでは、たとえ満席であっても、目の前に椅子の背ではなく、暖かみのある人がいることなどが原因かな。
まして普通車では多くの場合1車両に多くても数十人で、ボックスシートを独占できかつ移動も簡単にできるという現状から、特急に比べて断然異なる空間をシェアできることが大きいのかもしれない。

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ここまでの行程

今夜の宿は小樽

北海道冬紀行13 - に進む

北海道冬紀行11 - に戻る

2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

 

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 57 日本の長距離普通列車 追加ホーム2

長距離を走る普通列車 追加

京都から松山までの列車時刻表を検索していて、気づいた。

京都を7時台出発と設定しても 出発時刻は8時29分と設定する。

どこかで時刻表にロスがある。

 

青春18きっぷ京都-松山:道後温泉堪能旅
列車名 着時刻 発時刻







京都   8:29
高槻 8:41 8:42
新大阪 8:53 8:53
大阪 8:57  
大阪   9:00
尼崎(JR) 9:05 9:06
芦屋(JR) 9:13 9:14
三ノ宮 9:22 9:24
神戸(兵庫) 9:27 9:27
明石 9:39 9:40
西明石 9:43 9:43
加古川 9:54 9:54
姫路 10:05  



姫路   10:09
英賀保 10:13 10:13
はりま勝原 10:16 10:16
網干 10:18 10:19
竜野 10:23 10:24
相生(兵庫) 10:28 10:29




相生(兵庫)   10:29
有年 10:35 10:36
上郡 10:41 10:41
三石 10:54 10:54
吉永 11:00 11:01
和気 11:05 11:06
熊山 11:10 11:10
万富 11:14 11:14
瀬戸 11:18 11:19
上道(岡山) 11:23 11:23
東岡山 11:27 11:27
高島 11:30 11:31
西川原 11:33 11:34
岡山 11:38  






|







岡山   11:42
早島 11:51 11:52
茶屋町 11:55 11:55
児島 12:03  











児島   12:10
宇多津 12:29 12:30
丸亀 12:33 12:34
多度津 12:40  



|





|
多度津   12:44
海岸寺 12:48 12:48
詫間 12:53 12:54
みの 12:57 12:58
高瀬(香川) 13:00 13:01
比地大 13:04 13:05
本山(香川) 13:08 13:11
観音寺(香川) 13:15  
観音寺(香川)   13:41
豊浜 13:45 13:46
箕浦 13:49 13:50
川之江 13:55 13:57
伊予三島 14:02 14:03
伊予寒川 14:07 14:08
赤星 14:12 14:12
伊予土居 14:15 14:16
関川 14:19 14:20
多喜浜 14:27 14:27
新居浜 14:31 14:41
中萩 14:46 14:46
伊予西条 14:52  
伊予西条   15:29
石鎚山 15:33 15:33
伊予氷見 15:36 15:36
伊予小松 15:38 15:39
玉之江 15:42 15:43
壬生川 15:46 15:47
伊予三芳 15:50 15:51
伊予桜井 15:58 15:59
伊予富田 16:03 16:09
今治 16:13 16:13
波止浜 16:18 16:18
波方 16:21 16:21
大西 16:25 16:26
伊予亀岡 16:32 16:33
菊間 16:37 16:37
浅海 16:42 16:46
大浦 16:49 16:50
伊予北条 16:54 16:57
柳原(愛媛) 17:00 17:00
粟井 17:02 17:03
光洋台 17:05 17:05
堀江 17:08 17:09
伊予和気 17:12 17:12
三津浜 17:16 17:17
松山(愛媛) 17:21  

いろいろ調べると多度津駅での時間に影響されていることが分かった。

 

多度津駅時刻表は以下だった。

上記選択した12時44分以前には、10時50分、11時台はなし、12時02分があった。

f:id:greengreengrass:20190327074805p:plain

さすがに10時50分は1時間54分前となりこの時間に多度津着自体が難しい。

12時02分多度津発を考慮したが、この列車を選択すると、多度津-松山間1本の列車が多度津-観音寺、観音寺-伊予西条伊予西条-松山と3列車に分割された。

また12時02分までに多度津に着く列車がない。

岡山駅11時12分発のマリンライナー25号で坂出着が11時52分、坂出からは1233Mが11時58分発、多度津着は11分後の12時13分だった。

宇多津短絡路

f:id:greengreengrass:20190329164805p:plain

宇多津短絡路
宇多津駅には本四備讃線開通の時に高松方面と児島方面を結ぶ短絡路が設けられた。
この短絡路は宇多津駅構内にあるため、マリンライナー25号は坂出着11時52分より以前に、取扱上は一旦宇多津駅に着くことになる。
(多分11時47分くらい。この時間なら多度津駅12時02分には間に合うのだが・・ニアミス)

 

青春18きっぷの乗り方

結局そのままかと思ったが、そう考えているうちにサンポート南風リレー号の運行時間が長いことに気が付いた。

高松12時13分発で松山着が17時18分、5時間5分距離194.4kmとなる。

これは距離はともかく長時間列車ではランクに入る。

せっかくなので岡山からは高松経由に設定しサンポート南風リレー号にフルに乗車する下記にした。

青春18きっぷ京都-松山:道後温泉堪能旅
列車名 着時刻 発時刻
新快速
3221M
京都   7:29
高槻 7:41 7:42
新大阪 7:53 7:53
大阪 7:57 8:00
尼崎(JR) 8:05 9:06
芦屋(JR) 8:13 8:14
三ノ宮 8:22 8:24
神戸(兵庫) 8:27 8:27
明石 8:39 8:40
西明石 8:43 8:43
加古川 8:53 8:53
姫路 9:03 9:11
英賀保 9:15 9:15
はりま勝原 9:18 9:18
網干 9:21 9:21
竜野 9:25 9:26
相生(兵庫) 9:30  
1313M 相生(兵庫)   9:32
有年 9:38 9:39
上郡 9:44 9:44
三石 9:55 9:55
吉永 10:01 10:01
和気 10:06 10:06
熊山 10:10 10:11
万富 10:14 10:15
瀬戸 10:19 10:19
上道(岡山) 10:23 10:24
東岡山 10:27 10:28
高島 10:31 10:31
西川原 10:33 10:34
岡山 10:38  
マリンライナー23号
3127M
岡山   10:53
早島 11:05 11:06
茶屋町 11:09 11:10
児島 11:18 11:19
坂出 11:34 11:35
高松 11:49  
サンポート
南風リレー号
高松   12:13
瑞岡 12:20 12:21
坂出 12:29 12:30
宇多津 12:34 12:34
丸亀 12:37 12:37
讃岐塩屋 12:39 12:40
多度津 12:43 12:44
海岸寺 12:48 12:48
詫間 12:53 12:54
みの 12:57 12:58
高瀬(香川) 13:00 13:01
比地大 13:04 13:05
本山(香川) 13:08 13:11
観音寺(香川) 13:15 13:41
豊浜 13:45 13:46
箕浦 13:49 13:50
川之江 13:55 13:57
伊予三島 14:02 14:03
伊予寒川 14:07 14:08
赤星 14:12 14:12
伊予土居 14:15 14:16
関川 14:19 14:20
多喜浜 14:27 14:27
新居浜 14:31 14:41
中萩 14:46 14:46
伊予西条 14:52 15:29
石鎚山 15:33 15:33
伊予氷見 15:36 15:36
伊予小松 15:38 15:39
玉之江 15:42 15:43
壬生川 15:46 15:47
伊予三芳 15:50 15:51
伊予桜井 15:58 15:59
伊予富田 16:03 16:09
今治 16:13 16:13
波止浜 16:18 16:18
波方 16:21 16:21
大西 16:25 16:26
伊予亀岡 16:32 16:33
菊間 16:37 16:37
浅海 16:42 16:46
大浦 16:49 16:50
伊予北条 16:54 16:57
柳原(愛媛) 17:00 17:00
粟井 17:02 17:03
光洋台 17:05 17:05
堀江 17:08 17:09
伊予和気 17:12 17:12
三津浜 17:16 17:17
松山(愛媛) 17:21  

このほうが各拠点で少しの時間を確保できる。これが何らかの役に立つ。

回り道をして徳を取れ、これが青春18キッパーのだいご味の一つでもある。

日本の長距離列車 一番ホーム

 

2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

 

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 56 線路は続く21

線路は続く 目次

特急の変遷 1976年国鉄の特急列車

国鉄時代とJRなってからの特急はどのように変化したか。それを検証してみよう。

手元に1976年の時刻表、1986年時刻表、2019年時刻表があるのでそこに記載のある各特急について走行エリアを下記に分類した。

まず1976年の時刻表から特急を拾い出した。

それぞれ発駅と着駅そしてJR管轄区域を超えて走る特急「越境特急」には越境本数欄を  色分けをした。

その結果1976年は

「越境特急」累計498本に対して122本 全特急列車の24.5%だった。

1976年時刻表の越境特急列車
列車名 種類 運転区間 本数 現JR区間 越境
本数
発駅 着駅 往復 発駅 着駅
いしかり エル 札幌 旭川 7 北海道 北海道 0
オホーツク   札幌 網走 1 北海道 北海道 0
おおぞら   函館 旭川・釧路 3 北海道 北海道 0
おおとり   函館 網走 1 北海道 北海道 0
北海   函館 旭川 1 北海道 北海道 0
北斗   函館 札幌 3 北海道 北海道 0
ゆうづる 寝台 上野 青森 7 東日本 東日本 0
はくつる 上野 青森 1 東日本 東日本 0
あけぼの 上野 秋田・青森 2 東日本 東日本 0
北星 上野 盛岡 1 東日本 東日本 0
北陸 上野 金沢 1 東日本 西日本 2
ひばり エル 上野 仙台 13 東日本 東日本 0
ひたち 上野 平・原ノ町・仙台 8 東日本 東日本 0
とき 上野 新潟 13 東日本 東日本 0
あさま 上野 長野・直江津 8 東日本 東日本 0
はつかり   上野 青森 5 東日本 東日本 0
みちのく   上野 青森 1 東日本 東日本 0
やまびこ   上野 盛岡 5 東日本 東日本 0
つばさ   上野 秋田 2 東日本 東日本 0
やまばと   上野 山形 3 東日本 東日本 0
あいづ   上野 会津若松 1 東日本 東日本 0
いなほ   上野 秋田・青森 2 東日本 東日本 0
はくたか   上野 金沢 1 東日本 西日本 2
白山   上野 金沢 3 東日本 西日本 6
そよかぜ   上野 中軽井沢 2 東日本 東日本 0
あやめ エル 東京 鹿島神宮 4 東日本 東日本 0
しおさい 東京 銚子 5 東日本 東日本 0
わかしお 東京 安房鴨川 9 東日本 東日本 0
さざなみ 東京 館山・千倉 9 東日本 東日本 0
あまぎ   東京 伊豆急下田 3 東日本 私鉄 0
はやぶさ 寝台 東京 西鹿児島 1 東日本 九州 2
富士 東京 西鹿児島 1 東日本 九州 2
みずほ 東京 長崎・熊本 1 東日本 九州 2
さくら 東京 長崎・佐世保 1 東日本 九州 2
あさかぜ 東京 下関・博多 2 東日本 九州 4
瀬戸 東京 宇野 1 東日本 西日本 2
出雲 東京 浜田 1 東日本 西日本 2
いなば 東京 米子 1 東日本 西日本 2
紀伊 東京 紀伊勝浦 1 東日本 西日本 2
あずさ   新宿 甲府・松本・白馬 10 東日本 東日本 0
加越 エル 米原 金沢・富山 6 西日本 西日本 0
金星 寝台 名古屋 博多 1 東海 九州 2
しなの エル 大阪・名古屋 長野 8 西日本・東海 東日本 16
しらさぎ 名古屋 金沢・富山 6 東海 西日本 12
ひだ   名古屋 金沢 1 東海 西日本 2
日本海 寝台 大阪 青森 2 西日本 東日本 4
つるぎ 大阪 新潟 1 西日本 東日本 2
雷鳥 エル 大阪 金沢・富山 12 西日本 西日本 0
白鳥   大阪 青森 1 西日本 東日本 2
北越   大阪・金沢 新潟 3 西日本 東日本 6
はまかぜ   新大阪・大阪 鳥取・米子 2 西日本 西日本 0
まつかぜ   新大阪・大阪 鳥取・博多 2 西日本 西日本 0
あさしお   京都 城崎・倉吉・米子 4 西日本 西日本 0
明星 寝台 京都・新大阪 博多・熊本・西鹿児島 7 西日本 九州 14
彗星 新大阪 大分・宮崎・都城 3 西日本 九州 6
あかつき 新大阪・大阪 長崎・佐世保 3 西日本 九州 6
なは 新大阪 西鹿児島 1 西日本 九州 2
安芸 新大阪 下関 1 西日本 西日本 0
くろしお   天王寺 白浜・新宮・名古屋 6 西日本 西日本・東海 12
しおかぜ   高松 松山・宇和島 3 四国 四国 0
南風   高松 高知・中村 3 四国 四国 0
やくも エル 岡山 松江・出雲市・益田 6 西日本 西日本 0
おき   小郡 米子・鳥取 3 西日本 西日本 0
有明 エル 門司港・小倉・博多 熊本・西鹿児島 10 九州 九州 0
にちりん 博多・小倉 大分・宮崎・西鹿児島 8 九州 九州 0
おおよど   博多 宮崎 1 九州 九州 0
合計      延本数 498 249 24.0% 越境計 120

中でも列車名欄  色はJR他社の入口までではなく最深部まで走行している列車 計114本になる。

こちらは22.9%となった。

特急の変遷 1986年国鉄の特急列車

1986年は

「越境特急」累計にして137本 18.8%

に減った。

1986年時刻表の越境特急列車
列車名 種類 運転区間 本数 現JR区間 越境
本数
発駅 着駅 往復 発駅 着駅
ライラック エル 室蘭・苫小牧
札幌
札幌・旭川 14 北海道 北海道 0
ホワイトアロー 苫小牧・千歳空港
札幌
札幌・旭川 6 北海道 北海道 0
オホーツク   札幌 網走 3 北海道 北海道 0
おおぞら   札幌 帯広・釧路 7 北海道 北海道 0
北斗   函館 札幌 8 北海道 北海道 0
はつかり 寝台 盛岡 青森 14 東日本 東日本 0
たざわ 盛岡 秋田・青森 9 東日本 東日本 0
ゆうづる 寝台 上野 青森 5 東日本 東日本 0
つばさ 寝台 上野・福島・山形 山形・新庄
横手・秋田
11 東日本 東日本 0
谷川 上野 水上 5 東日本 東日本 0
あいづ   上野 会津若松 1 東日本 東日本 0
出羽 寝台 上野 秋田 1 東日本 東日本 0
なすの 寝台 上野 宇都宮・黒磯 9 東日本 東日本 0
あかぎ 上野 前橋・桐生 2.5 東日本 東日本 0
上り3
下り2
 
ひたち 上野・平 水戸・勝田
日立・高萩
平・原ノ町
相馬・仙台
26.5 東日本 東日本 0
上り27
下り26
 
あさま 上野 長野・妙高高原
直江津
17 東日本 東日本 0
草津 上野 万座・鹿沢口 4 東日本 東日本 0
そよかぜ   上野 中軽井沢 3 東日本 東日本 0
白山 エル 上野 金沢 2 東日本 西日本 4
北陸 寝台 上野 金沢 1 東日本 西日本 2
あやめ エル 東京・新宿・両国 鹿島神宮 5 東日本 東日本 0
しおさい 東京・新宿・両国 銚子 7 東日本 東日本 0
わかしお 東京 安房鴨川 12 東日本 東日本 0
さざなみ 東京 館山・千倉 12 東日本 東日本 0
さくら 寝台 東京 長崎・佐世保 1 東日本 九州 2
はやぶさ 東京 西鹿児島 1 東日本 九州 2
みずほ 東京 熊本・長崎 1 東日本 九州 2
富士 東京 宮崎 1 東日本 九州 2
あさかぜ 東京 下関・博多 2 東日本 西日本・九州 4
瀬戸 東京 宇野 1 東日本 西日本 2
出雲 東京 出雲市・浜田 2 東日本 西日本 4
すいごう   東京・両国 銚子 2 東日本 東日本 0
踊り子 エル 東京 伊東
伊豆急行下田
10.5 東日本 私鉄 0
踊り子 東京 修善寺 4 東日本 東日本 0
北越   福井・金沢 新潟 6 西日本 東日本 12
雷鳥 エル 大阪 金沢・富山
新潟
19 西日本 西日本・東日本 38
日本海 大阪 青森 2 西日本 東日本 4
つるぎ 大阪 新潟

西日本 東日本

2

加越 米原 金沢・富山 8 西日本 西日本 0
しらさぎ エル 名古屋 金沢・富山 6 東海 西日本 12
北アルプス   名古屋 富山 1 東海 西日本 2
ひだ   名古屋 高山・飛騨古川 4 東海 東海 0
あさしお   京都 舞鶴・城崎
倉吉・米子
6 西日本 西日本 0
はまかぜ   新大阪・大阪 鳥取・倉吉
米子
3 西日本 西日本 0
あかつき 寝台 新大阪 佐世保 1 西日本 九州 2
なは 新大阪 西鹿児島 1 西日本 九州 2
彗星 新大阪 都城 1 西日本 九州 2
北近畿 エル 新大阪・大阪 福知山・城崎 10 西日本 西日本 0
くろしお 天王寺 白浜・新宮 15 西日本 西日本 0
やくも エル 岡山 出雲・知井宮 9 西日本 西日本 0
おき   米子 小郡 3 西日本 西日本 0
いそかぜ   米子 博多 1 西日本 九州 2
しおかぜ   高松 松山・宇和島 13 四国 四国 0
南風   高松 高知・中村 4 四国 四国 0
みどり エル 博多 佐世保 13 九州 九州 0
かもめ 小倉・博多 長崎 3 九州 九州 0
有明 門司港・博多 熊本・西鹿児島 25 九州 九州 0
合計      延本数729  364.5 14.0%  越境計 102

 

1986年には  色は 計88本になる。

こちらは12.1%となった。

特急の変遷2019年JR各社の特急列車

2019年は

「越境特急」累計にして179本 13.6%

 

2019年時刻表のJR各社越境特急列車
列車名 運転区間 本数 JR区間 越境
本数
発駅 着駅 往復 発駅 着駅
サロベツ 旭川 稚内 2 北海道 北海道 0
宗谷 札幌 稚内 1 北海道 北海道 0
大雪 旭川 網走 2 北海道 北海道 0
オホーツク 札幌 網走 2 北海道 北海道 0
スーパーとかち 札幌 帯広 5 北海道 北海道 0
スーパーおおぞら 札幌 釧路 6 北海道 北海道 0
カムイ・ライラック 札幌 旭川 24 北海道 北海道 0
すずらん 札幌 東室蘭・室蘭 6 北海道 北海道 0
スーパー北斗 札幌 函館 12 北海道 北海道 0
つがる 秋田 青森 3 東日本 東日本 0
いなほ 新潟 酒田・秋田 7 東日本 東日本 0
しらゆき 新井・上越妙高 新潟 5 東日本 東日本 0
日光・きぬがわ・スペーシアきぬがわ 新宿 東武日光鬼怒川温泉 4 東日本 東日本 0
ひたち・ときわ 品川・上野 勝田・高萩・いわき 35.5 東日本 東日本 0
あかぎ・スワローあかぎ 新宿・上野 勝田・高萩・いわき 2 東日本 東日本 0
草津 上野 長野原草津口 2 東日本 東日本 0
成田エクスプレス 大船・大宮・高尾・東京 成田空港 27 東日本 東日本 0
しおさい 東京 成東・銚子 6 東日本 東日本 0
さざなみ 東京 君津 4 東日本 東日本 0
わかしお 東京 勝浦・安房鴨川 11 東日本 東日本 0
かいじ 東京・新宿 甲府竜王 12 東日本 東日本 0
スーパーあずさ・あずさ 千葉・東京・新宿 松本・南小谷 18 東日本 東日本 0
スーパービュー踊り子・踊り子 池袋・新宿・東京 伊豆急下田修善寺 5.5 東日本 私鉄 0
ふじさん 新宿 御殿場 3 小田急 東海 6
ふじかわ 静岡 甲府 7 東海 東日本 14
伊那路 豊橋 飯田 2 東海 東海 0
しなの 名古屋 長野 13 東海 東日本 26
ひだ 名古屋・大阪 高山・富山 10 東海・西日本 東海・西日本 20
南紀 名古屋 新宮・紀伊勝浦 4 東海 東海・西日本 8
しらさぎ 名古屋・米原 金沢 16 東海・西日本 西日本 32
能登かがり火・花嫁のれん 金沢 和倉温泉 5 西日本 西日本 0
ダイナスターおはようエクスプレス・おやすみエクスプレス 福井 金沢 3 西日本 西日本 0
びわこエクスプレス 米原草津 大阪 1.5 西日本 西日本 0
サンダーバード 大阪 金沢・和倉温泉 24 西日本 西日本 0
はるか 米原・京都 関西空港 30 西日本 西日本 0
くろしお 京都・新大阪 白浜・新宮 18 西日本 西日本 0
はまかぜ 大阪 香住・浜坂・鳥取 3 西日本 西日本 0
スーパーはくと 京都 鳥取・倉吉 7 西日本 西日本 0
こうのとり 新大阪 福知山・城崎温泉 14 西日本 西日本 0
はしだてたんごリレー 京都・福知山 天橋立・豊岡 8 西日本 西日本 0
まいづる 京都 舞鶴 7.5 西日本 西日本 0
きのさき 京都 福知山・城崎温泉 10 西日本 西日本 0
スーパーいなば 岡山 鳥取 6 西日本 西日本 0
やくも 岡山 出雲市 15 西日本 西日本 0
スーパーおきスーパーまつかぜ 鳥取 益田・新山口 10 西日本 西日本 0
サンライズ瀬戸サンライズ出雲 東京 高松・出雲 2 東日本 西日本・四国 4
剣山 徳島 阿波池田 6.5 四国 四国 0
むろと・ホームエクスプレス阿南 徳島 阿南・牟岐・海部 1 四国 四国 0
うずしお 岡山・高松 徳島 16.5 四国 四国 0
四国まんなか千年ものがたり 多度津 大歩危 1 四国 四国 0
あしずり 高知 中村・宿毛 6 四国 四国 0
しまんと 高松 高知・中村 5 四国 四国 0
南風 岡山 高知・中村・宿毛 14 西日本 四国 28
宇和海 松山 宇和島 16.5 四国 四国 0
モーニングEXP松山・ミッドナイトEXP松山 松山 新居浜   四国 四国 0
モーニングEXP高松・ミッドナイトEXP高松 高松 伊予西条 1 四国 四国 0
いしづち 高松 松山 17 四国 四国 0
しおかぜ 岡山 松山 15 西日本 四国 30
指宿のたまて箱 鹿児島中央 指宿 3 九州 九州 0
海幸山幸 宮崎 南郷 1 九州 九州 0
はやとの風 吉松 鹿児島中央 2 九州 九州 0
いさぶろう・しんぺい 熊本 吉松 1 九州 九州 0
かわせみ・やませみ 熊本 人吉 3 九州 九州 0
A列車で行こう 熊本 三角 3 九州 九州 0
九州横断特急・あそぼーい 別府 阿蘇 1 九州 九州 0
ゆふいんの森・ゆふ 博多 大分・別府 2 九州 九州 0
きりしま 宮崎 鹿児島中央 12 九州 九州 0
ひゅうが 延岡 宮崎空港 6.5 九州 九州 0
にちりんシーガイア・にちりん 博多・大分 宮崎空港 13 九州 九州 0
ソニック 博多 大分・佐伯 32 九州 九州 0
ハウステンボス 博多 ハウステンボス 4 九州 九州 0
みどり 博多 佐世保 16 九州 九州 0
かもめ 吉塚・博多 佐賀・長崎 27 九州 九州 0
かいおう 直方 博多 2 九州 九州 0
有明 大牟田 博多 1 九州 九州 0
きらめき 門司港・小倉 博多 8.5 九州 九州 0
 合計   延本数1317 658.5

12.7%

12.3%

越境計 

168

162

 

2019年には  色は 計128本になる。

こちらは9.7%となった。やはり越境は遠慮がちになってきた。

JR各社になってその傾向が強くなっているようだ。

そんな中でも抜きんでてJR東海はJR他社への乗り入れ傾向が強い。

自社のエリアが狭く、観光・旅行地も少ないことによるのだろう。

しかし、総じて時代とともに越境指数は、24.0% 14.0% 12.7%訂正12.3%と低下している。

もちろん新幹線の延長距離が伸びたことが大きな要因と思うが、それゆえに今は新幹線を含め総合的な鉄道路線を熟考することが望まれる。

新幹線のさらなる延伸によって、特急によるいわば地方同士のつながりを絶つ、それが鉄道にとって正しい選択なのだろうか。

 

2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 55 北海道鉄道冬紀行11

JTBではJR北海道・北海道各地フリー切符を販売している。その中で道東フリーキップを買い求めた。

そして丁度実施されていた北海道ふっこう割がとれたので、念願の冬の北海道鉄道旅行に出かけた。

その北海道冬紀行11回目。

札幌から根室、釧路で一泊、知床から網走で宿泊、旭川経由稚内と巡った。

利尻富士

再び札幌を目指す。本日も道東フリー切符のエリア外なので、青春18きっぷでの乗車となり特急には乗らない。

列車は10時27分出発の4326Dキハ56、1両編成ワンマンカー

キハ561両編成ワンマンカー

キハ561両編成ワンマンカー

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稚内駅では会社員らしきグループと、女性(芸能人?)と、付きそうマネージャーらしき男性など、乗客も多くにぎやかな列車だった。

南稚内駅を過ぎ、抜海駅に近づくと海の上にぽっかりと利尻島が浮かんでいた。

言葉もなく思い思いに窓際によりシャッターを切る。

利尻富士山頂は雲に隠れていたが日本海の荒波に映えるその秀麗に多くがカメラを向けた。

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利尻島右遠くに礼文島

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利尻富士

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稚内からの帰路4326Dは行きと違い音威子府に長時間停車はしない。

名寄から稚内は走行時間4時間54分だったが、稚内-名寄方向は3時間58分になる。

JR宗谷線 稚内 → 名寄
駅名 時間 稚内から
稚内 10:27 0.0km
南稚内 10:31 2.7km
抜海 10:44 14.4km
勇知 10:54 22.7km
兜沼 11:00 28.5km
徳満 11:10 38.5km
豊富 11:17 43.5km
下沼 11:26 52.2km
幌延 11:47 60.0km
上幌延 11:52 64.8km
南幌延 11:57 67.8km
安牛 12:00 69.7km
雄信内 12:07 75.7km
糠南 12:15 81.4km
問寒別 12:18 83.6km
歌内 12:25 89.1km
天塩中川 12:34 97.5km
佐久 12:43 105.8km
筬島 13:04 123.8km
音威子府 13:12着 130.1km
音威子府で長時間停車はなし
音威子府 13:15発 130.1km
咲来 13:21 134.7km
天塩川温泉 13:26 137.9km
豊清水 13:31 141.5km
恩根内 13:37 147.3km
紋穂内 13:45 154.4km
初野 13:50 157.5km
美深 13:54 161.1km
南美深 13:58 163.8km
智北 14:02 166.1km
知恵文 14:06 168.2km
北星 14:09 170.1km
日進(北海道) 14:19 179.2km
名寄 14:25 183.2km
運転日:全日

 

自転車で雪中国道走破

国道40号線は宗谷線と並行して走る。

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宗谷線と国道40号線

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勇知

恩根内着13時37分

音威子府を過ぎ恩根内で、大きな荷物を抱えた青年が降りた。

その大きな荷物というのは自転車だ。

彼は南稚内駅から乗ってきた。乗車口に置いた荷物を、ワンマンカー運転手から後部に移動してくれと云われ、自転車と振り分け荷物8個を何度も往復しながら後ろに運んでいた。

それが、いざ下車するとなると再度下車口である前に運び直すことになり、青年も「また運びます」と、にやっと呆れたような笑顔を見せた。

彼とは途中少し話を交わしていた。

なんでも今回彼の目的は雪の国道を自転車で走ることなのだそうだ。

大学の山岳部に所属し、中国の山にも出かけた経験があるという。

今回は雪の国道40号線の走破が目的、友人宅にお世話になったり独り雪中キャンプをしながら雪の国道を走るのだそうだ。

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後で調べると「ファットタイヤ」というものがあり、自転車でも雪中走行が可能なのだそうだ。

恩根内で下車し、今日は近くでキャンプ、そして明日国道40号の残りを走る予定とのこと。

それで40号線は完走になるらしい。

ときに若さというものはあらゆる固定観念を飛び越える。真冬のサーフィンといい彼のような雪の中の自転車走行といい。いつもながらひたむきな若者に感動すら覚える。

最後にどこからきたのか聞くと、「京都の高野です」 舞鶴からフェリーで小樽に着いたのだ。

こんなところでご近所さんと遭遇した。

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ここまでの行程

北海道鉄道冬紀行12 - に進む

北海道鉄道冬紀行10 - に戻る

2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 54 北海道鉄道冬紀行10

稚内

JTBではJR北海道・北海道各地フリー切符を販売している。その中で道東フリーキップを買い求めた。

そして丁度実施されていた北海道ふっこう割がとれたので、念願の冬の北海道鉄道旅行に出かけた。その北海道冬紀行10回目。

札幌から根室、釧路で一泊、知床から網走で宿泊、旭川経由稚内まで来た。

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こうして通過経路をみると、JR鉄道線は海岸というより少し内陸を走っている。

海岸の路線では片側は海となり周辺人口を考えると、不利だ。内陸は線路両側に住民が住む、ということか。

帰宅後毎回思うことだが、乗り鉄の悲しさ、あまり通過する街を観ない。

この稚内にせよ稚内駅ではなく南稚内駅の近くに人が多く住む。

 

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稚内市付近

その稚内駅前天北の湯ドーミーインに宿泊した。

稚内は風が強かった。それこそ寒さが頬に刺すような風だった。気象庁の資料で最大風速の歴代ランキングを調べると以下のとおり。

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気象庁HPより

富士山頂はもちろん山の上や岬が多い。その中北海道の寿都が最大風速全国10位に入っている。

風速と瞬間風速日本国内において単に「風速」という場合、地上気象観測では、地上約10メートルの高さにおける10分間の平均風速を表し、0.25秒ごとに更新される3秒(12サンプル)平均を瞬間風速という。

しかし気象庁のデータを調べると稚内はこの寿都よりも年間平均風速が高い。元来風の強い岬の突端なのだ。

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昨夜も間違って行ったANAクラウンズホテル前で、着用したゴムアイゼンの袋が風で飛ばされた。

あれよあれよという間に、ビルの壁にあたり跳ね返り、海と思われる方向へ飛んでいった。

稚内のこのホテルにはその名の通り大浴場がある。

最上階10階にあり、露天風呂が付随する。

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ホテルのHPより

周囲を材木やカヤで囲われているが、ひとり露天風呂につかると、「ビユー」と頭の上を猛烈な風が吹きすぎる。湯の中で寒くはなかったが、それは得も言われぬ体験だった。

また気象庁のデータ(気象庁|過去の気象データ検索)で見ると、当日外は西の風6.2mマイナス5度だった。

 

稚泊航路

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朝になり、今日の列車出発が10時27分発とゆっくりなので、昨日のゴムアイゼンの袋を探しがてら散歩に出かけた。

空には少し雲はあるが日が差している

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戦前には稚内駅から樺太への連絡船があった。かっての青函連絡船のように列車が船に乗り入れ稚泊線として樺太までつながっていた。その遺構があった。

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稚泊航路

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稚内駅の前にはその線路が少し残されている。日本鉄道旅行地図帳にも稚内駅から半島先端に線路が刻まれていた。

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稚内駅前の稚泊線線路

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駅構内にあるkanepoppo
「kanepoppo」作品設置の経緯駅員が手に持っている鐘は、平成5年(1993年)にJR東日本がサハリン鉄道に鉄道車両を無償提供した際に返礼として受贈したものである。
この鐘は、樺太が日本領土であった時代、機関車の汽笛代わりに使われていたと伝わるものであり、「サハリンの鐘」としてJR東日本に展示されていた。
その後、彫刻家流政之氏がJR東日本松田昌士合長(当時)を訪問の際、
「サハリンの鐘」を目にして、「この鐘はサハリンを望める北の地に置き、日本とロシアのポッポヤの友情と絆を伝え残そう」と提言した。
平成16年(2004年)7月の「寝台特急カシオペアデビュー5周年記念イベント」の際に、JR東日本から当社(JR北海道)に寄贈され、本社ロビーに展示していた。
稚内駅整備に合わせて、「サハリンの鐘」の設置方法について流氏と検討を進めてきたが、流氏より「サハリンの鐘」と一体となったモニュメント制作の提案があり、JR北海道文化財団と共同で(ここに)設置することとした。



稚内は朝も風は猛烈に強かった。帰宅後下記調べると、

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気温マイナス3度、風力7mくらいはあったらしい。

駅前を四角形に歩いたがもちろん昨日のゴムアイゼンの袋は見つからず、早々に引き上げた。

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稚内駅にゆくと旭川方面への戻り客はにぎやかだった。

構内には土産物店やコンビニがあり、土産物や弁当を購入し列車を待ち並んでいた。

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4326Dキハ54

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2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

QGIS電子地図操作 第21回 市町村別人口

市町村別人口の色分け

市町村shpデータと市町村人口データ市町村shpベクタデータとエクセルデータによる市町村人口データを結合すると、QGISになぜか不適切なファイルと判断され失敗。
shpファイルの属性データの格納に使われているDBFファイルは、カラム名が半角10文字(全角だとshift-jisで5文字、UTF-8で3文字)までという制限がある。
このあたりの影響かな。

そこでWebにないか探すとエリスジャパンにそのデータ全国市区町村界データ | ESRIジャパンがありフリーで提供していた。

それを使って以下作成した。

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市町村別人口とJR路線

図が完成したので北海道部分

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北海道の人口分布と鉄道

近年の市町村合併に伴って人口分布にも少し変化があるようだ。

大都市の人口は大きくは変わらないが、中規模市でいわゆる平成合併により人口が大きく増加したところが散見され、指定都市の区単位人口を上回る市も多くなった。

北海道では札幌市各区と函館市旭川市が人口20万人以上となりその3市の色が濃くなっている。

一方人口5000人以下の自治体、上図で  の部分がかなりのエリアを占める。

計算すると北海道の面積が83450平方キロで5000人以下の  部分自治体は48860平方キロとなった。ざっと6割になる。

次にJR東海

こちらは府県単位で区切るとやや不十分だが一応目安として以下を作成

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比較にはなるかな。

 

2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

REMEMBER3.11

QGIS電子地図操作 第20回 スタイルを貼り付け

便利な機能

QGISでおやこんなことができると思った機能。

スタイルはコピー貼り付けができる。

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北海道の人口分布

上図北海道の人口分布はスタイルで下図の設定をした。

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調べると町丁字段階での最大人口は東京江東区東雲1丁目の17513人

そこでまず北海道のシンポロジーを0-500、500-1000、1000-5000、5000-20000、4段階と設定し最大の値を20000人とする。

次に北海道のレイヤー「h27ka01」上で右クリック

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「スタイル」「スタイルのコピー」と進み、「シンボル体系」をクリック。

これでスタイルのコピーが完了。

 

町丁字単位を自治体別にまとめた

今回ダウンロードした国勢調査境界データは町丁字単位のデータになる。

都道府県を同じスタイルにしたものが以下

 

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この町丁字単位の図を眺めながら、少し物足りないと思い、鉄道なら地方自治体くらいのエリアがなじみやすいのではと考えた。

そこでまずは都道府県ごとに地方公共団体での「統合」を行った。

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ベクタレイヤを選択し「ベクタ」メニューから「空間演算ツール」「ディゾルブ」と進む。

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次にディゾルブの画面で融合するレイヤーが選択されていることを確認し、「OK」で「実行」

これで46都道府県(沖縄にはJRがないので46になる)を図に出来るぞと思った。北海道、青森、岩手、秋田と進み、次の山形県でつまづいた。

データの中にバグがあり「ディゾルブ」できないと表示される。

その後も数県にエラーが発生。結局全都道府県の自治体融合が出来なかった。

基準賃金統計もそうだがこちらも同一基準で比較しないと何の意味もないので別の方法を考えないと。

REMEMBER3.11