紙つぶて 細く永く

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日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 49 北海道鉄道冬紀行5

知床旅情

知床旅情という歌には思い出がある。

学生運動をしていた友が教えてくれた歌だ。たしか1967年。

かれは学生運動、それも運動の先頭にいた。

三派全学連だった。寡黙だったがときにぽろっと「チンデン」なんてその時のゲバ用語が出たりした。

家族とくに母親には頭が上がらなくて、しかし逆らっていた。

彼のデモの先頭で隊列を指揮する姿が当時の学生を象徴する。

優柔不断であった私にはその生きざまは憧れでもあった。世の動きをかたる熱い思いは誰をも腹から納得させるだろうと思った。

酔いの席で彼が口ずさんでくれた歌、「しれとこの岬に・・」と歌われゆらりと揺れるようなメロディ、その曲から浮かぶまだ見知らぬ北海道の地にあこがれた。

知床、番屋、ニシン、ピリカなどの郷愁そそる言葉も輝いていた。

森繁久弥が映画撮影の合間に作曲したと聞かされた。

その曲が数年して、加藤登紀子によって世に出た。

wikiによる「知床旅情」知床を舞台にしたご当地ソング。
知床とは、北海道北東部に位置する知床半島一帯をさす。知床国立公園があり、2005年7月17日には世界遺産に登録された。
 楽曲制作者は、俳優業のほかに歌手としてNHK紅白歌合戦への出場歴もある森繁久彌である。
森繁が1960年の映画『地の涯に生きるもの』の撮影で知床半島の羅臼村(現:羅臼町)に長期滞在した際に制作され、その最終日に羅臼の人々の前で「さらば羅臼よ」という曲名で披露された。
 1962年の大晦日に放送された第13回NHK紅白歌合戦では、森繁自身によって披露された。1965年に森繁の歌でシングルレコードとして発売された。
 また1970年に加藤登紀子がリリースしたアルバム『日本哀歌集』で取り上げ、同年にシングルカット。徐々に人気に火がついた。
 加藤は1968年、後に夫となる藤本敏夫との初デートで、別れの時に初めて「知床旅情」を聴いた。

人口に膾炙する以前になぜ学生の間で広まったのか、撮影チームの中に伝えた人がいたのかもしれない。

花ぎおん2 - 紙つぶて 細く永く

 

知床半島

冬紀行その5回目

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その知床にきた。

北海道と京都は都道府県の中でもトップを争う人気らしいが、その対極にある両道府の地域性がより感動につながるのだろう。

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斜里岳は雲の中

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駅前から斜里バス ウトロには1時間ほどで到着。

雪はないがウトロの道は凍っていた。

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道の駅 うとろ・シリエトク

道の駅 うとろ・シリエトク

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エゾシカ肉カレー・知床ドラフト そして鉄道旅の至福である、ひるからビール。

なぜ寒いのにビールなのかなあ。

来る前には大いに期待した知床半島ウトロだったが、この時期だからかひっそりとしたウトロ、感動はそれほどでもなかった。

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職員がととろ?雪だるまを作っていた
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うとろ・シリエトクスタンプ

この地は夏もしくは冬季でも流氷の時期でないとだめかな。

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斜里駅オジロワシモニュメント

知床の魅力は簡単には味わえないもんだ。何か荷物を残したような気持ちで帰りのバスに乗った。

ウトロへの道中は行も帰りもオシンコシンの滝をあっという間に通過した。

知床斜里から網走へ。

知床斜里駅には2019年冬の青春18きっぷポスターが掲示されていた。

丁度釧網線知床斜里から止別付近の撮影だったので、記念に知床斜里駅にて青春18きっぷを購入した。

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2019冬青春18きっぷポスター
4730D
駅名 時間 釧路から 備考
知床斜里 16:33 131.8km
アイヌ語で島(陸=シリ)の突端(エトク)
止別 16:44 143.3km
やむべつ
浜小清水 16:50 149.0km
旧駅名古樋
北浜 17:00 157.6km  
藻琴 17:04 160.4km
アイヌ語のムク・トゥ(尻のふさがっている沼)から
鱒浦 17:07 162.9km  
桂台 17:13 167.7km  
網走 17:17 169.1km
アイヌ語のア・パ・シリ(われらが発見した土地)

知床斜里から網走まで乗車。今日の宿泊は駅前のホテル。

当然だろうがこの地の道路も凍てついていた。

 ホテルで荷を解き(古いな)そのあとフロントで聞くと、ここ網走は駅周辺に飲食店は少ないとのこと。

歩いて10分ほどのところに飲食街があるという。

ゴムアイゼンを履いて出かけた。

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刺身盛り近海の魚、くじらやボタン海老、まぐろやはまちなど

食事後店を出ると丁度前にタクシーが停まっていた。

近くだが駅まで行ってくれるという。帰りはアイゼンがいらなかった。

北海道鉄道冬紀行6 に続く

北海道鉄道冬紀行4 に戻る

2017年
  • JR北海道の年間赤字「▲525億7600万円」
  • JR四国の年間赤字「▲119億0900万円」
  • JR東海東海道新幹線の年度利益額「5398億6000万円」

REMEMBER3.11

スマホ写真整理

スマホの写真を整理

スマホの写真を整理したい。

スマホは日進月歩、機種が変わりスローなスマホ使用者にとっては機種ごとに仕様がことなりアプリに振り回される。

今回も機種が変わり、というか多分基本ソフトであるアンドロイドのバージョンによりスマホの写真保存場所が変わった。

私の機種では、日によって写真の保存場所が異なったりする。

メーカーがsharpなので、100sharpというフォルダと、Cameraというフォルダに撮った写真保存先が(気分で)分かれる。

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まあなにかある方法で振り分け方が変わっているのだろうが、それがわからない立場では混乱する。

あれやこれやと試行錯誤しフリーのソフトも使ってみたがいまいち使用勝手が悪く、これといった整理方法がわからなかった。

 

ベターな整理方法

そこでこれがスマホの写真を整理するベターかなという方法

日付のフォルダが作成でき見やすくなる。

一眼レフの写真と一緒に管理ができる。

ということからNikon View-Nxiに保存する。

スマホをPCにUSB接続しても、View-Nxi附属のTransferで認識する機種と認識しない機種がある

Nikonの説明ではView-NxiがNikon製品を扱うことを目的に開発されているとのことでスマホへの対応については保証できないという。

そこで、Transferの転送元には「リムーバブルディスク」という項目がある。

これを利用する。

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まずPCのSDカードスロットに空のSDカードを指しておき、USBケーブルで接続したスマホからこのSDカードに写真をコピー&ペーストで取り込む。

次に取り込んだSDカードをTransferの転送元として設定しスマホの写真をView-Nx-iに取り込む。

この時に転送先でのフォルダ作成形式を日付と指定すれば、日付フォルダが作成される。

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そして

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日付順に保存された

これでView-Nx-iにて一括で閲覧可能となり、整理はうんと楽だ。

補足 このTranferにはバックアップとしての保存先も求められるので容量が倍になるので注意が必要。

人格の完成は真理と正義を愛し、個人の価値を尊ぶことである。

REMEMBER3.11

peter barakan

雪の一日

今日は雪の一日だった。

始まりも雪で、車で出かけた。

午前8時過ぎ、少し早く職場に着いたので、しばらく時間稼ぎにウィークエンドサンシャインを聴いていた。

DJバラカン氏が「次の曲は京都府のAさんから、エルトンジョンのSixty Years Onです」

そして、Aさんからの便りが読まれた。

Aさんは医者から余命3ヶ月と宣告されたようだ。

淡々と便りを読む、バラカン氏。

リクエストしたAさんはこの番組の常連らしく、便りには「これが最後のリクエストになります」と書かれていた。

「残念ですが」とバラカン氏。

いつの時だったか12月8日のジョンレノン忌の番組を思い出した。

 

月に寄り添う金星 - 紙つぶて 細く永く

番組では軽井沢離山房でジョンの子息ショーンとすごした時のことや、ジョンが好んでいたうなぎ屋でのファミリーな様子を、リスナーからの投書で紹介していた。

声をかけられずそばで見つめていたというその文章から、在りし日のジョンの日本での様子がとてもよく実感できた投書でその番組構成上の白眉だったことを思いだした。

 *

エルトンジョンのLP「Elton John」はかまやつひろしの推薦LPレコードだった。

調べると1970年の発売。

www.youtube.com

この世はまさに無常という古来の感覚をなぜこの番組で体感できるのだろう。

不思議だ・・

人格の完成は真理と正義を愛し、個人の価値を尊ぶことである。

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 48 北海道鉄道冬紀行4

釧路湿原

JTBではJR北海道・北海道各地フリー切符を販売している。その中で道東フリーキップを買い求めた。

そして丁度実施されていた北海道ふっこう割を使って、12月念願の冬の北海道鉄道旅行に出かけた。

いよいよ冬紀行その4回目

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釧路駅

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釧路からは3728Dキハ54 ルパン三世のラッピングがされていた。

調べると花咲線で走る、「ルパン三世」ラピング列車だった。「ルパン三世」の作者モンキー・パンチは花咲線の沿線にある浜中町出身。

その列車が釧網線にも乗り入れている。

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釧路発8時57分  キハ54しれとこ摩周号で知床斜里まで行く。

1両編成となっている。

この列車も満席だった。

しれとこ摩周号
駅名 時間 釧路から 備考
釧路 8:57 0km  
東釧路 9:01 2.9km  
遠矢 9:08 10.3km アイヌ語のトヤ(沼の岸)に由来
釧路湿原 通過 17.6km 湿原の中にある
細岡 通過 20.0km  
塘路 9:27 27.2km アイヌ語のトオロ(沼・の所)に由来
茅沼 9:34 34.2km タンチョウの駅
標茶 9:47 48.1km アイヌ語のシペッ・チャ(大きな川のほとり)に由来
磯分内 9:57 58.7km  
南弟子屈 通過 65.2km アイヌ語のテシカ・カ(岩盤の上)に由来
摩周 10:11 73.4km なかなか興味が尽きない摩周湖
美留和 10:20 82.1km 千年村の一つ これもアイヌ語源だろう
川湯温泉 10:28 89.3km 駅からの雪原歩きがお薦めらしい
10:43 103.8km  
札弦(サッツル) 10:51 112.1km アイヌ語のサクル(夏・道)に由来
清里町 10:59 119.9km 星空の町
南斜里 通過 125.0km  
中斜里 11:06 127.2km  
知床斜里 11:12 131.8km  

 

途中茅沼駅でインバウンドだと思われる中国の女の子がひとりだけ降りた。

インバウンドで単独行動というのは珍しい。

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鉄路は湿原を避けて敷設された

タンチョウを観に行くのだろう。

近年はインバウンドの旅行形態も変わっているのかもしれない。

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www.sankei.com

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釧路川

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塘路付近

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釧路湿原とあって多くがカメラを構えている。この付近移動をすると前後の写真ポイントに辿りつけない。

知床半島

11時11分知床斜里着、ここで下車。駅前から斜里バスでウトロに向かう。

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本日の行程

ウトロへの道はオホーツク海に沿って走る。オホーツクといえば流氷だが12月にはまだ来ない。

流氷はアムール川から流れ来る。オホーツク海の流氷はアムール川産

しかし、冬のオホーツクだ寒いに決まっている。

12月さすがにまだ流氷はないが、冬の荒海でサーフィンをしていた。

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北海道鉄道冬紀行5 に続く

北海道鉄道冬紀行3 に戻る

2017年
  • JR北海道の年間赤字「▲525億7600万円」
  • JR四国の年間赤字「▲119億0900万円」
  • JR東海東海道新幹線の年度利益額「5398億6000万円」

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 47 北海道鉄道冬紀行3

花咲線

JTBではJR北海道・北海道各地フリー切符を販売している。その中で道東フリーキップを買い求めた。

そして丁度実施されていた北海道ふっこう割を使って、12月念願の冬の北海道鉄道旅行に出かけた。

その冬紀行3回目

札幌からは特急スーパおおぞらで11時釧路着。

引き続き、釧路から花咲線11時12分発各駅停車ノサップ・根室行き3629Dに乗車。

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ノサップ根室行き

釧路から先の根室線には花咲線の愛称がついている。花咲線では網棚にあげたリュックの中でGPSログが受信できた。

リュックの中のGPSログ1GPSログについていえば今回は試験としてリュックに入れた状態で移動、宿で毎日充電翌日朝に起動。その繰り返しだった。
飛行機は荷だな、列車は網棚で通した。
結果飛行機でいえば一部ログが受信できなかった。
また札幌からの特急ではほんの一部だけ受信。 釧路からはほぼ完ぺきに受信した。
 やはりGPS受信にはポケット等窓からの電波を受信しやすい環境にしないとだめかもしれない。

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花咲線の高度ログ

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落石付近の海岸線は結構標高が高い。

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この花咲線3629Dは釧路を出るときは満員だった。花咲線保存会のような活動があるのでその成果が実っているのだろう。

www.furusato-tax.jp

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今気づいたが、この写真はAFが効いていない。

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北海道 線路はまっすぐ伸びる

線路に足跡がある。ぶつかった鹿を移動させるために保線掛員が線路内を歩くことも多いそうだ。

 

オジロワシ

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東の端に来た

この近辺で汽笛がはげしく鳴り、急ブレーキがかかった。列車は止まり、見るとオジロワシが線路上にいる。

何度も何度も汽笛を響かせるが動かなかったが、ついに飛び立った。

慌ててシャッターを押した。事前にHDR撮影の準備をしていた。

その関係で写真は線路がブレて写っている。

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オジロワシは飛び立つ。

根室着13時22分。そのまま13時33分発の折り返し列車5630Dに乗車、釧路に戻った。

花咲線は味のある路線だ。落石近辺を代表に夏の風景もいいのだろうが雪の線路も情緒がある。

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上記にも書いたように花咲線を守ろう運動もあり、この列車も地元の乗車客が多く見られた。お年寄りからジャージ姿の高校生、それにインバウンドの外人客、私のような青春18キッパーまでにぎやかな車中だ。

JR北海道はこのような路線でも保持が困難として、周辺自治体に方策を考えるようにと協議をしている。単独線路で採算を考えることは最早むりなのではないか。

単独路線ごとに採算面から対策を考えることは最終的に全国JR各社の過半数が廃線を余儀なくされるということになる。

究極的にいうなら、日本の鉄道で最後に残るのは東海道新幹線と山手線、中央線くらいだろう。

花咲線は都市と都市をつなぐ線路上にオジロワシやエゾ鹿等野生動物もまじかに見え海も近い。いくつか乗車した中でも特に印象深い路線だった。

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厚岸での夕陽。美しかった。

釧路の夕陽は「世界三大夕日」と謳われている。あわよくばこの夕日をと札幌から特急に切り替えたのだ。

しかし折り返しの列車5630Dは釧路着が15時51分。釧路の日没はこの日15時52分だった。

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ホテルは夕日の名所となっている幣舞橋脇にあったが、このホテルまで駅から歩いて10分ほど。

ホテル前の幣舞橋では残念ながら夕日に間に合わず、雲がかかり夕陽もほぼ見えなかった。

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ルイベ

夕食は宿紹介の居酒屋「海へ」。ルイベがこちらで食べるものとは違い大変美味かった。

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このホテルには大浴場があり、冷え切った身体を温めた。

大浴場では弟子屈から両親と一緒に来たという男性と話ができた。ここにはよく来るそうで、特に朝食は他のホテルよりぐんと美味いと聞いた。

翌日の朝食 郷土料理が堪能できる。

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本日の行程

北海道鉄道冬紀行4 - へ進む

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2017年
  • JR北海道の年間赤字「▲525億7600万円」
  • JR四国の年間赤字「▲119億0900万円」
  • JR東海東海道新幹線の年度利益額「5398億6000万円」

REMEMBER3.11

QGIS電子地図操作 第18回 ラベルの移動

ラベルを移動

QGIS備忘録

ラベルの重なりに困ったことは多い。

特に鉄道路線となるとラインの上に駅があり、この駅にラベルを付けると必ずといっていいほど重なる。

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いままで座標により一斉にあっちへ、こっちへ移動しながら大部分のラベルが見える位置を探し出していた。

しかし、個別に移動ができる。

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ラベルを移動させたいレイヤーを選択し、メニューバーの「ラベルとダイヤグラムの移動」を押す。

するとマウスカーソルが十字に変わるので、移動させたいラベルをドラッグ・アンド・ドロップするだけだ。

移動させるラベルをクリックすると周囲が薄い緑色に変わり移動が可能となる。

それを希望の場所にドラッグ・アンド・ドロップすればOK

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整備した結果は以下。方向は自由に動かせる。

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ラベル全部を表示させた。

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「イヴァンよお前にやる花はない」プラハの花屋

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 46 北海道鉄道冬紀行2

耐えるNikon

JTBではJR北海道・北海道各地フリー切符を販売している。その中で道東フリーキップを買い求めた。

そして丁度実施されていた北海道ふっこう割を使って、念願の冬の北海道鉄道旅行に出かけた。

この時期としては北海道も暖かかった。特に建物内は暖房が効き全くの冬支度では汗をかくほどだった。

札幌駅にてネックウォーマーを外すときに、一緒にデジカメストラップも勢いよく外した。

見事床に落ちた。そしてレンズキャップがめり込み、外れない。あれこれ試行錯誤しやっとキャップは外れたが、フィルターガラスは割れて粉々。

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フィルターも割れた

しかし、ズームも動くしAFも機能しているようだ。少しほっとする。

以下その直後の撮影画像

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第38回さっぽろホワイトイルミネーション 公式ウェブサイト

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夜の時計台

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テレビ塔

この調子なら大丈夫そう。Nikonはタフだ。

 

札幌から釧路への逡巡

本当は北海道へ行くのは最長の各駅停車JR北海道2427Dに乗る、ということが旅の目的だった。

しかしこの数年前の台風の影響で、現在路線は寸断され、富良野ー新得間は代行バスに乗り換えとなり、これでは滝川ー新得路線を踏破したことにはならない。下図参照

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幾寅付近路線・赤線は国道を走る代行バス

フリーキップは特急も乗車できるので、特急おおぞらで札幌からトマム経由釧路に行くことにする。

札幌午前7時0分発のスーパーおおぞらで釧路11時0分着

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第二日行程

札幌から滝川、新得から帯広そして釧路という路線ではなく、札幌から南千歳経由石勝線で釧路に向かう。

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スーパーおおぞら

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帯広

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厚内付近

車窓からそのパネルがずらっと並ぶ姿が見えた。音別にある巨大な太陽光発電所だった。

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音別太陽光発電所

特急スーパおおぞらは定刻通り11時に釧路に着いた。

札幌から釧路まで各駅停車JR北海道2427D利用ならば18時01分着だった。

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2017年
  • JR北海道の年間赤字「-525億7600万円」
  • JR四国の年間赤字「-119億0900万円」
  • JR東海東海道新幹線の年度利益額「5398億6000万円」

REMEMBER3.11

一脚を使ってHDR

一脚の効用

一脚を買った。

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Velbon L63M

旅行には軽く、リュックに入るサイズが良かった。

また、機動性を求められる時にも、三脚と異なり、いわばひねって伸ばすだけという利点がある。

特にHDR撮影時には必須だ。下記HDR撮影と通常撮影の画像比較

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通常撮影

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HDR撮影

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拡大

列車の中の撮影だが、拡大してもブレが少ないことが分かる。

これは便利です。

 

人格の完成は真理と正義を愛し、個人の価値を尊ぶことである。

REMEMBER3.11

日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 45 北海道鉄道冬紀行1

Flightradar24

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日本近辺に飛ぶ飛行機

日本の空には多数の飛行機が飛んでいる。上図は2018年12月27日10時19分現在の日本上空の飛行機。この画面を見ていると何秒か毎に少しづつ飛行機が動いている。見飽きない。

このサイトはリアルタイムで飛行状況が確認できるらしい。詳しくは以下

Flightradar24(Wikipedia)概要
2006年、2名のスウェーデンの航空ファンが、ヨーロッパ北部・中部のADS-B受信ネットワークの構築をスタートし、2009年に公開した。
希望するユーザは、誰でも受信したADS-BのデータをFlightradar24のサーバに送信できるシステムとして公開されたため、世界各国の航空ファンの協力によってレーダーの対応範囲は拡大し、現在はヨーロッパ、アメリカをはじめとしてアジアやオセアニア、アフリカの一部に対応している。
従来は、航空管制官やパイロットしか知ることのできなかった、航空機の位置情報・飛行経路が手軽に取得できるため、航空事故発生時にマスメディアの情報源として用いられている。
仕組み
Flightradar24上で利用されているデータは、航空機から発信されるADS-Bの電波を世界各地の有志およびFlightradar24が設置した受信システムによって受信し、Flightradar24のサーバに転送したものである。そのため、北朝鮮など受信設備が整えにくい地域や、海上などを飛行する航空機は表示されない。
 一部地域ではMLAT(マルチラテレーションシステム)およびFLARM(FlightAlarm、軽飛行機・ヘリコプター・グライダー向けの衝突防止システム)からのデータ、アメリカ合衆国やカナダの領空内などで連邦航空局(FAA)から取得したデータも利用されているが、ADS-Bのデータがほぼリアルタイムであるのに対し、こちらは5分遅延して表示される。
また、ADS-Bに基づく航空機は黄色のアイコンで表示され、FAAのデータに基づく航空機はオレンジ色で表示

 

 

なにを好んで冬の北海道鉄道を旅したか

JTBではJR北海道・北海道各地フリー切符を販売している。その中で道東フリーキップを買い求めた。

そして丁度実施されていた北海道ふっこう割を使って、念願の冬の北海道鉄道旅行に出かけた。

ふっこう割 旅の予約 - 紙つぶて 細く永く
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道東フリーキップ

道東フリーキップは5日間で17200円 上画像記載の区間内JR北海道の特急・快速・普通列車の自由席と指定席で使うことができる。

ふっこう割35000円/人もゲットできたので奮発して5泊6日で北海道を札幌ー釧路ー根室ー知床ー網走ー旭川ー稚内ー小樽とほぼ一周する計画

まず考えたのは新幹線で東京経由北上するコース。

ところがJTBでツアーの相談をするうちに往復東海道・北海道新幹線利用だと最初の一泊料金は38900円/人、一方飛行機を利用するとなんと往復飛行機代を含んだ最初の一泊料金が36900円/人となった。

飛行機利用の方が2000円/人安く、かつ時間が節約できる、それは当然か。

現地での時間を優先する意味からも、ここは涙を呑んで鉄道より飛行機を選んだ。

GPSロガー

飛行機は伊丹からの出発。

旅行には鉄道路線の標高を測ろうとGPSロガーを持参した。

以前は機内持ち込み禁止だったらしいが右記解禁された 電子機器の使用制限緩和概要 

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そのログをQGISにおとした。

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図中のaからbまでは、GPSロガーはリュックに入れ、機内では荷物棚の中にあってGPSによる測位が出来なかった。したがってルートは推定になる。

しかしbからはしっかりGPSログがとれていた。

機内でシートは進行方向に向かって左の窓側だった。写真に琵琶湖が写っていることから今回のルートは赤い線だったことが分かる。

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不明な飛行ルートをいろいろ調べるうちにTopにあるFlightradar24にたどり着いたという次第。

伊丹空港から隣りの席には滋賀県から札幌に向かうという女性と一緒だった。ご主人が札幌に単身赴任とのことで、月に1回は札幌に向かいます、というベテラン乗客だった。

お互い好きな鉄道、それも北海道の鉄道についての危惧などを話しフライト中会話が途切れなかった。

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CanWayによる飛行高度

話している間も飛行機は高度12000m付近を飛び続け、青森県夏泊岬付近で高度を下げ始め、1時間14分程度で新千歳空港に着いた。

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北海道鉄道冬紀行2 - へ続く

2017年
  • JR北海道の年間赤字「-525億7600万円」
  • JR四国の年間赤字「-119億0900万円」
  • JR東海東海道新幹線の年度利益額「5398億6000万円」

REMEMBER3.11

ステレオ スピーカー HI-FI アンプ

ついにR-811Mにさよなら

結局寒さの中、R-811Mの立ち上がりが遅く、電源オンのあと温まり音が出るまでの数十分が我慢できなかった。

すぐにWebで「2チャンネルパワーアンプ」を買い求めた。

最安値を探し

「 2チャンネル パワーアンプ  ステレオ スピーカー HI-FI アンプ ゴールド」

を購入。Amazonでなんと2980円だった。

Amazonは驚くなかれ、Web注文で翌日届く。(最近はこれも常套句だなあ)

接続はいとも簡単、PCからUSB(A)-USBType-Cケーブルで接続し音楽を流すと一発で音が出た。

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商品説明にはないが、DACの機能がついているのだろう、直接スピーカーをつないで音がでた。

ニコンポでは音を出すまでに、レコードがあり、ターンテーブルがあり、アンプ(メイン、プリ、プリ+メイン各種あり)、スピーカーが2本あって、音が出ていた。

そして、附属にラジオを聴くチューナーがあり、カセットテープを聴くカセットプレイヤーが付いていた。

オーディオの進化過程で、心臓部が真空管からトランジスタにかわり、「音も変わった」といわれた。

レコードプレーヤーがベルトドライブからダイレクトドライブに変わり技術の革新を目の当たりにした。

やがてCDがレコードにとってかわり、デジタル音楽の世界となった。

つまり、レコードプレーヤーがCDというデジタルに変わった時から、DAC(デジタルアナログ変換器)が組み込まれるようになり、デジタルの世界に変わったのだ。

デジタルはPCの最も得意な世界、今後はオーディオもPCに取り込まれることになるのだろう。

しかしスピーカーだけは構造的に電気の強弱というアナログの信号で電磁石を振動させ音を出している。電気の強弱というのがアナログ信号そのものであるらしい。

昨今見渡せばそのスピーカーもデジタル化が進んでいるらしい。

すでにフルデジタルスピーカーも発売されているようだ。

av.watch.impress.co.jp

さて購入したパワーアンプだが、中島みゆき、クイーンからグレングールド、ベートーベン、モーツアルト、イツアークパールマン、ポールサイモン、器楽曲からボーカルまで聴いているが、音が薄い感じはするが、音質は明瞭で、最近のPC用音楽再生ソフト側にイコライザー機能がついていることを考えればこれで充分楽しめる。

D-102Aにももう少し活躍してもらう。

 

人格の完成は真理と正義を愛し、個人の価値を尊ぶことである。

REMEMBER3.11