紙つぶて 細く永く

2014年6月以前の記事は旧Blog(OCN)からinportしたものそのままです。鋭意改善中です。<(_ _)>

ある公立高等学校の変遷4 1965・75年の通学区

1965(昭和30)年の通学区(町エリアで通学区分割があるところについては地図上は不正確)

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1963年に京都市立塔南高等学校が創立され京都市教育委員会は独自に京都市立高校の単独制移行を実施、塔南高校には伏見高校・洛陽高校から普通科コースが移設、西京高校普通科堀川高校へ移設、堀川高校の商業科が廃止、生徒は西京商業高校へ移籍された。

沿革 | 京都市立堀川高等学校 堀川同窓会

それに伴って伏見高校と洛陽高校・西京高校はそれぞれ単独制となり伏見工業高等学校・洛陽工業高等学校・西京商業高等学校と改称された。
そして1965年の通学区は下図となる。
矢印Aの朱雀第七校区のように近くの朱雀・堀川・桂・塔南ではなく乙訓高校への通学区となっている割り振りもあり相当調整がおこなわれたようだ。阪急電車での通学だったのかな。
 また矢印B北区小野郷からは山城高校への通学だった。このルートにはJRバスがある。 この小野郷地区と左京区北部地区(久多や広河原、花脊)から該当する高校へ通学(矢印C)する生徒向けとして、1968年に右京区花園に市の施設「北辰寮」が設けられた。(1995年に廃止 注1)

(注1)右記記事注を参照 ある公立高等学校の変遷2 1950-52年の高校通学区 - 紙つぶて 細く永く

 中には下鴨地区(下鴨中通の東西)や朱雀地区(山陰線南北)のように高校への遠近・高校各校ごとの人数によって小学校区をさらに分けられていた地区も数か所ある。

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1965年の各高校の通学区図一覧

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1965(昭和40)年鴨沂高校通学区 川東地区を除く左京区南部

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1965(昭和40)年洛北高校通学区 静市地区以外の左京区中部・北部

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1965(昭和40)年紫野高校通学区 中川・小野郷地区以外の北区と左京区静市地区、下鴨地区一部

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1965(昭和40)年山城高校通学区 北区中川地区と北区南西部、上京区北部

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1965(昭和40)年嵯峨野高校通学区 花園を除く右京区の中北部と、北区小野郷地区

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1965(昭和40)年朱雀高校通学区 上京区中東部と中京北部

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1965(昭和40)年堀川高校通学区 中京区中東部下京区北部左京区川東地区

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1965(昭和40)年洛東高校通学区 東山区北部と現在の山科区

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1965(昭和40)年日吉ヶ丘高校通学区 東山区中部から伏見区北部

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1965(昭和40)年塔南高校通学区 下京区から南区、伏見区西部

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1965(昭和40)年桂高校通学区 右京区南部と大原野を除く西京区

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1965(昭和40)年乙訓高校通学区 現在の西京区南部・南区西部・下京区南西部

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1965(昭和40)年桃山高校通学区 伏見区南部

1949年4月からの京都市における公立高校は以下の12校。
山城高校・朱雀高校・桃山高校・西京高校・日吉ヶ丘高校・洛陽高校・伏見高校・桂高校・城南高校

1965年時点では公立高校は以下の17校となった。
洛北高校鴨沂高校山城高校・桃山高校・桂高校・朱雀高校・嵯峨野高校洛東高校・乙訓高校・紫野高校・堀川高校西京高校・塔南高校・伏見工業高校洛陽工業高校・日吉ヶ丘高校・城南高校伏見工業高校洛陽工業高校には普通科がなく、京都市内から城南高校への通学区はない)

 

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http://demography.blog.fc2.com/blog-entry-366.html から加工

1965年から1875年にかけては京都市の人口も増えたので、京都府立北嵯峨高等学校京都府立向陽高等学校が増設され、1975年には京都市及び市から南地域の高等学校数は19校となった。その結果通学区は以下のように変更された。

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1975年からの京都市高校通学区
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/

1975年時点での京都市が通学区となっている公立高校は18校。
洛北高校鴨沂高校山城高校・桃山高校・桂高校・朱雀高校・嵯峨野高校洛東高校・紫野高校・堀川高校西京高校・塔南高校・伏見工業高校洛陽工業高校・日吉ヶ丘高校・北嵯峨高校・向陽高校・東宇治高校(伏見工業高校洛陽工業高校・西京商業高校には普通科がない)
その影響もあり通学圏が大幅に変更となり、全体的に山科区右京区、さらに京都伏見区から宇治市にかけての人口増に対応し南にシフトする区域変更が行われた。
左京区北部大原学区からの通学区は洛北高校から鴨沂高校へと変更となった。
下図にあるようにさらに遠方左京区北部久多・広河原・花脊地区からは嵯峨野高校への通学区域となった。北辰寮から近いという前提だろうか。

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1975年の各高校通学区図一覧

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1975(昭和50)年鴨沂高校通学区 左京区南部・左京区大原八瀬地区
山科区陵ヶ岡校区・上京区春日学区

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1975(昭和50)年洛北高校通学区 静市地区以外の左京区中部・北部

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1975(昭和50)年紫野高校通学区 中川・小野郷・金閣寺地区以外の北区と
左京区静市地区、下鴨地区一部・上京区北部

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1975(昭和50)年北嵯峨高校通学区 高雄地区以外の右京区と現在の西京区山東学区

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1975(昭和50)年嵯峨野高校通学区 右京区東部と、北区金閣寺衣笠地区、
上京区北西部、中京区西部、左京区花脊久多地区

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1975(昭和50)年山城高校通学区 右京区北部、北区中川地区と南西部、上京区中部から西部

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1975(昭和50)年朱雀高校通学区 中京西部、上京区中東部、北区出雲路地区

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1975(昭和50)年堀川高校通学区 中京区中東部南西部下京区西部と東部、
左京区錦林地区、東山区西部から北部

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1975(昭和50)年洛東高校通学区 現在の山科区(勧修・山階西・百々学区以外)

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1975(昭和50)年日吉ヶ丘高校通学区 南区東部、北部除く東山区と現在の山科区百々学区

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1975(昭和50)年塔南高校通学区 下京区中部と東部、南区の大部分、伏見区北部

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1975(昭和50)年桂高校通学区 西京区南部と右京区南部、中京区西部

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1975(昭和50)年向陽高校通学区 現在の西京区大原野・樫原学区と南区久世地区、伏見区久我・羽束師地区

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1975(昭和50)年桃山高校通学区 羽束師を除く伏見区南部

1975(昭和60)年4月では京都市内からの通学公立高等学校は
普通科で15校、洛北高校鴨沂高校山城高校・桃山高校・桂高校・朱雀高校・嵯峨野高校洛東高校・紫野高校・堀川高校・塔南高校・日吉ヶ丘高校・北嵯峨高校・向陽高校・東宇治高校


商業科で8校、洛北高校鴨沂高校山城高校・桃山高校・朱雀高校・洛東高校・乙訓高校・西京高校
となった。

 

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