紙つぶて 細く永く

2014年6月以前の記事は旧Blog(OCN)からinportしたものそのままです。鋭意改善中です。<(_ _)>

投票者の意志

比例区の当選者は「ドント式」という方式ではじき出されるそうだが、立憲民主は東海ブロックでは6人を擁立したが、小選挙区と比例で重複立候補した5人が名簿1位で並び、比例単独の候補が6位だった。 しかし立憲民主は比例で5議席分の得票をえたのだが、重複立候補者のうち2人が小選挙区で当選したため、比例の名簿で当選できる人数は6マイナス2の4人となり、候補者不足が生じた。
 そのため1議席が次の順位の自民党候補者にまわされた。

<東海選挙区>
  届出番号 党派名 得票数 得票率 名簿登載
者数
  1 立憲民主党 1,418,633 21.05 6
  2 日本共産党 450,970 6.69 5
  3 幸福実現党 38,580 0.57 5
  4 希望の党 1,445,549 21.45 25
  5 社会民主党 67,445 1.00 5
  6 自由民主党 2,237,838 33.21 35
  7 公明党 781,228 11.59 5
  8 日本維新の会 297,759 4.42 2
定数 21  得票総数 6,738,002 100.00 88

 

党派名 1 2 3 4 5 6 7
立憲民主党 1,418,633 709,317 472,878 354,658 283,727 236,439
日本共産党 450,970 225,485 150,323 112,743 90,194 75,162
幸福実現党 38,580 19,290 12,860 9,645 7,716 6,430
希望の党 1,445,549 722,775 481,850 361,387 289,110 240,925
社会民主党 67,445 33,723 22,482 16,861 13,489 11,241
自由民主党 2,237,838 1,118,919 745,946 559,460 447,568 319,691 279,730
公明党 781,228 390,614 260,409 195,307 156,246 130,205
日本維新の会 297,759 148,880 99,253 74,440 59,552 49,627
             
順位21番 283726.6          

http://www.soumu.go.jp/senkyo/48sansokuhou/index.htmlの速報より作成

上記表で各党派の得票数を「党派名」右横行の黄色数字で割った商をそれぞれ下段に記載している。
その商を大きいものから順に21位までを青色にした。立憲民主党は5番目まで色が変わっているが、この名簿登載者の中から小選挙区で2名当選がでたので残り4名。しかし東海ブロックの21番目の数字では立憲民主党5番目の「283,727、少数一位まで算出すると283726.6、までが当選者圏内、しかし比例名簿では小選挙区で当選した2名以外ではのこり4名しかいなかったので、5番目の当選者は自民党の「279,730」に割り振られた。
立憲民主党は北関東(6/6)・北信越(3/3)・四国(1/1)ブロックでも名簿登載者全員が当選した(カッコ内は当選者/名簿登載人数)
他党で比例区での全員当選ブロックはない。
いろいろな問題をはらんでいると思うが、結果からいえることは・・
今回野党第1党としての立憲民主党から、政権与党であるjimintoに議席が与えられたということが最も違和感を覚える。
つまり、政権に反対する急先鋒の野党へ投票したつもりなのだが、選管(規定)により政権党への投票と変えられたということ。
もちろん立憲民主党の戦略に問題があることが第一の原因だが、それと投票した有権者の意向とはまったく関係がないはずだ。

調べると比例ブロック候補者にも供託金があり、小選挙区と比例ブロックの重複立候補の場合はそれぞれに300万円計600万円、比例単独候補の場合は600万円必要だ。そして政党の場合比例ブロックの当選者数の2倍までの人数は供託金没収はなし、2倍をこえた人数は供託金没収となる。
この金銭的なことと当選予想から、比例ブロック名簿登載者を必要最小限度に抑えるという判断で立憲民主党東海ブロックは6人となったのだ。

次に、名簿登載について考えると、
A立候補する際に比例ブロック名簿を作成届ける、
B投票数が予想より大幅に多く候補者数がたりない(事後に届ける)、
このAとBの差におけるペナルティが議席のはく奪となるのは大いに疑問ではないか。
名簿登載が投票後になるということは、当選するとわかっている中で名簿を作成することにもなりそれなりの不都合もでるのかなあ・・
中央選挙管理会でも事後届の場合のデメリットについての見解がないようだった。
くり返しになるが、供託金について政党という単位で考えるなら、人数×600万円、10名なら6000万円、立憲民主党の場合、全国でに名簿登載者数は37名なので600万円×37、2億2千200万円となる。一時的にせよこれだけの大金を用意することから登載者数をむやみに載せられない理由という言い分もわかる。でも事前判断が甘かったのだが・・
この、政党の事前判断の甘さと選挙法の規定によって、投票者の意志は大いに曲げられる結果となった。

REMEMBER3.11

不断の努力「民主主義を守れ」