彼女のにやっとした笑顔は、謀をたくらむときにでるものだ、というのは隠れた主題で、「やはり非条理だ」、が本題です。
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少し勢いが出たところだ、このままいけば念願の国会制覇が可能かもしれないと自負した。
そんな時に、民進党前原代表から候補者を「あなたの党から立候補させてほしい」と告げられた、これは数を増やすチャンスだ。一層制覇に向けて大いに加速できる、
そしてわかりました、「引き受けましょう」と答えた。
しかし、見るとかねてから好ましくないと考えていたメンバーが含まれている。
含まれることは当然である。ここで「一部となら合流する」と答えなければいけなかった。
一旦「引き受けましょう」と答えてしまったこの人はそのメンバーをなんとしても入れずに数を増やしたいと考えた。そして断わりを入れる「踏み絵」を実践した。当然排他メンバーに立候補をするなとはいえない。
しかしそのメンバーに立候補されると当選しそうな有力なメンバーもいるから、もし当選した後顔を合わせるのもいやだから、一つ当選のハードルを高くしておこう、
「無所属で立候補するなら、刺客をたてない。徒党を組むなら刺客を立てる」
こうしておけば当選には小選挙区での勝利のみで、比例での復活当選という方法はとれない。
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某小池氏が思い浮かべたであろう「小泉郵政選挙」は、自党を割って出た議員いわば総裁に謀叛を起こした議員に刺客を立てたのである。
某小池氏は、一旦「合流する」と思わせた議員・候補者に、踏み絵を踏ませ、踏み絵を踏まなかった、いわば一度も接点を持たない議員・候補者に刺客を立てたということなのだ。
自身が刺客になったからこそ、運悪ければ使い捨てのように、「よく善戦したね」で済まされる、落下傘候補者にあなたもなるのよと、にこっとしながらいえるのだろう。
二重の意味で、この人の心性を疑う。
こんな人にくっついてゆく、東京都民、hosono氏、当選が怪しい若狭氏、「踏み絵二スト」がまったくもって信じられない。
口先では、「安倍一強政治に反対を」と訴えながら、心の底では、選挙後の連立を模索する。
「私が弄んだ政治」をテーマにこの人はどのような論文を書くのであろう。そもそも論文を書く能力があるのであろうか?
手練手管で何人かは排除できた。しかし踏み絵ニストには仮面を被って応じたメンバーもいるようだから、未だ余波はあるかもしれない。当分最終的論文は望めない。
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国会議員一人あたりの経費を考えた。
議員一人の経費アバウト年間1億円
あなたが投票する場合はその人に1億円の税金を使っていいですよ、ということになる。尊敬できない、ましてや好きでもない人に1億円使ってください、ということになるかもしれない行為が投票だ。好きなひと、尊敬できる人がいないなら投票はやめようそれも市民の正しい選択だと思う。
(でも卑怯だが私は小選挙区「一票の格差0」(この選挙区には踏み絵ニストしかいないので)比例区「立憲民主党」として投票するかも)
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」