休会中審査で小池議員は「最高指揮官たる総理はこの間何をしていたのか」と問いただした。それに対し首相は特別防衛監察があるのでその間の問い合わせは差し控えている、のでいまだにその件についての報告はないと語った。
一見手順に則ったさもありなんという答えのように思われ小池議員も追及の手を緩めたが、これは大いに異なる。
そう述べるなら、次の問題として、発覚してから防衛特別観察が始まるまでの期間約1ヶ月何をしていたのかという疑問が発生する。ここを質問しないといけない。
時系列でいうと、日報隠匿が発覚したのは2017年2月そして特別防衛監察は陸上自衛隊に日報の電子データが保管されていたとの報道を受け、3月17日に始まった。
自衛隊最高指揮官たる総理はこの間1か月ほど何をしていたのだろうか?
コップの中で昼寝をしていた・・zzz
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政治家から言葉を取れば何も残らない。当然の結論だ。政治家にとっての言葉は宝だ。それを軽々しく扱う。これはもはや政治という土俵の外だ。
「急な質問で整理ができず、間違ってしまった。お詫びし、改めて訂正します」なんてことが通用するなら、それは言葉ではない。
ちなみに件の質問書答弁書はこれだ。
平成29年4月18日福島みずほ議員の質問趣旨書82号
それに対する答弁書がこれだ。
10日もかかって練りに練って答弁したのだ。
うん、これの署名は「内閣総理大臣臨時代理 国務大臣 麻生 太郎」となっている。大変、安倍君ではなくて昼寝をしていた麻生君が嘘をついたんだ。