京都一周トレイル残り三時間の完歩に向けまた出発。先日未踏に終わったリベンジをと出かけた。
greengreengrass.hatenadiary.jp
今回も継続が大事と前回の挫折地点大原戸寺から二ノ瀬までを予定。
と書いてルートを検索しようとしたら下記に出会った。
なんとこのサイトでは手書きでルート作成ができるらしい。
京都一周トレイル 鞍馬ー蹴上 - ルートラボ - LatLongLab
上記ルートは今回歩いたルートの大部分です。投稿者「花火」さんが作られたルート
しかし使い方がいまいちわからなかった今後に期待
入口はここ ルートを描く - ルートラボ - LatLongLab
*
当日国際会館でバスを待っているとおじさんが寄ってきた。「今日はどちらに」と声をかけられ、京都一周トレイルです、と答えると、「大原三千院ですか」
いいえ(トレイル地図を見せ)ここからここまで行きます。すると同じく京都北山の地図を見ながら、先週の水曜日にここへ行ってきましたと。どうやら私よりもベテランみたい。「比叡山から大原へ下りられたらどうですか」と振ってみたが「ぜひご一緒に」といわれて同じバスに乗った。
京都バスの戸寺で降り、歩き始めると、「この近くに小松均美術館があります」「この先に静原へのバイパスがあります。あれがそうです」とやけに詳しい。相当歩きこんでいる人だなあと感心していると、「このバイパス測量にはよく来たもんです」、と・・
あとで詳しくお聞きしたが、京都市で道路開発に携っていた方だった。静原の里にはいると、「そうそうこの家の方はやさしいかたでした」など道路開発で話し込んだ様子を解説してくれた。
こちらが大原神社
静原を過ぎ薬王坂にかかったところで昼ご飯。なんでも昨日はご自身で鯛めしを作ったそうだ。弁当箱をひろげ語ってくれた。「料理はされますか」と聞かれたので、「ええいまは私が主夫です」と、出汁の取り方味噌汁のつくり方を講義。
「そうですか」と感心いただいたところで、連れ合いが「その味噌は私が作るのですがね・・」とさりげない自慢。
「えっ」と驚かれたが、そこから味噌のつくり方を一講釈。当方持参した乏しいコンビニの握り飯をさておいての料理自慢でした。
*
そんなこんなで難なく鞍馬の地蔵寺に到着
天気も上々で心地よい汗をかいたので「近くに知り合いの店があるので行きましょう」と誘ってくれた。なんでも鞍馬駅前の「かどや」の女将を知っているとのことで手を取るように案内してくれた。
ビールを飲みながら話を交わすと、このAさんなんと46年尺八を趣味としているとのこと。すごい人なんだ。その尺八にまつわる縁でこのお店の若女将と知り合いなんだって。
鞍馬駅から帰るAさんと分かれわれわれは一周トレイルの最後の地二ノ瀬へ向かった。
京都一週トレイルもよく整備されているが鞍馬から二ノ瀬までは車道を通る。ここでは歩道もなく車に気を配りながらの通行だ。
Aさんの乗った電車が横を通った。
そして二ノ瀬駅で無事完歩。叡山電車に乗って帰宅。
一周トレイル最後に楽しい山行ができた。Aさんありがとう。完歩です。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」