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税を上げる前にやるべきことと議員諸氏がいっていたことはなんだったのか

共謀罪」法案への各議員賛否一覧を本日作成した。
となれば大ニュースなのです。というのも衆議院は公務員の性からか、間違いのないように、かつ個人に責任が及ばないよう石橋を叩いてわたる仕事ぶりなのです。
まず衆議院では議事録というものに各議員の投票行動すなわち賛否が掲載されることになっている。
そしてそこは歴史をいただく伝統ある国会ですから、一種新しいものにたいする拒絶反応がありますので、最新の(でもないけど)投票システムなどは導入していないので、採決では各議員が投票箱のある壇上へ名前の刻まれた青票(反対)と白票(賛成)を持参する。
持参された票を事務方が厳密に確認し、各議員の賛否を、議事の進行状況を記録する議事録に掲載することになるそうです。その期間は通常なら一週間程度必要とのことで、すなわち現時点では各議員の投票行動について正確なテキストが出ていないということになります。
現時点では自民党公明党・維新の会などの賛成多数で可決したとなるのみ。
党議拘束)がかかるので各党の所属議員の数でおおよその数字はわかるだろうが、各議員の投票行動についての発表はない。
 

getnews.jp


ただ裏付けのとれない情報はネットでも拡散しているようで、その中でも正確だろうと思われる情報は、自民党所属中村喜四郎議員が反対投票したこと村上誠一郎議員の棄権ということ。
インターネットによる投票中継をウォッチしての事と思うが、上記投票時に持参するのが青票と白票なので登壇途中でも賛否が一目瞭然にわかるようだ。

しかし中に不可思議な情報も出まわるので注意しなければならない。
一例として本日5月25日朝、昨日は棄権と流れたに村上誠一郎議員について実際は代理投票で賛成票を投じたようだ。
また元自民党亀井静香議員は何年か前にはこの種の「共謀罪」法案には反対していたようだが今回は賛成したとのこと。一瞬戸惑ったが本人事務所に確認を入れたところ賛成したとのことでした。

mokuou.blogspot.jp


このような重要法案についての賛否状況が、今回の場合でいえば衆議院の遅滞する事務処理状況でかなりの時間経過を待ってしか確定しないといことは、何らかの作為をもってする策略なのではないか。
各メディアも各議員の投票行動を監視しているにもかかわらず、党派単位でしか発表しないということはその策略の片棒をかついでいるに違いない。
しかし同じく公務員である、参議院では電子投票システムが導入され驚くことに一日前の投票行動がHPに掲載されている。参議院改革の一環ですと事務局も自慢していました。やればできるんだよ衆議院

国家公務員等の任命に関する件「人事官(一宮なほみ君)」:本会議投票結果:参議院


衆議院は怠慢以外の何物でもない。そこでこの記事のテーマ「税を上げる前にやるべきことと議員諸氏がいっていたことはなんだったのか」となる。

おまけ
素性の確かでない(?)議員のHPには連絡事務所さえ掲載しれていないものが多かったが、電話掲載されている以下の無所属の議員事務所には連絡を入れ投票状況を確認した。

その中で

次の3氏事務所は秘書から「賛成しました」とお聞きした。
小泉龍司 長島昭久 亀井静香3議員

次の2氏の事務所は明確に「反対しました」とのことでした。
上西小百合 仲里利信 2議員

次の2事務所では秘書でさえ賛否どちらに投票したか不明(あるいは意見表明をしない事なのかな)という結果だった。
長崎幸太郎、野間健2議員。(こんなことで国政を預かれるのかいな?)

 

 

REMEMBER3.11

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