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日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 番外2

2017年4月旧シリーズ名「鉄道運賃はこのままでいいのだろうか」をタイトル変更しました。

JR秋の乗り放題パス二日目
小諸の宿は小諸グランドキャッスルホテル(略称KGC) 予約時は遅く着く予定だったので夕食なしの予約をしていたがコース変更で到着時間が早くなったので夕食付きに変更した。

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 このホテルの夕食はバイキング。最近この形式をとるホテルが多い。
 いわゆる旅館ではこれでもかとメニューがにぎやかになり食卓をにぎわすが結局食べ残しとなる、その点バイキングは提供するほうも食べるほうもリーズナブル。個人に合わせて食事量が変えられるのがメリット。
それはいい、だが往々にして出すほうは個人ではなく十把一絡げ(古い言葉だ)に物事を考えるので味をお粗末にする。別の言葉にすれば、食の大量生産になる。
 ところがKGCは違ったそれぞれの料理にきちっと味が決まっていた。寿司・そば・ポテトサラダ・中華・ごはん・味噌汁・茶碗蒸し・各種スープetc
 30分単位で会場への入場時間が異なるので一時的に料理が無くなることもあるが、まず時間(90分)一杯充分堪能できた。
 なにより驚くのはアルコールが飲み放題なのです。ビールもASAHIスーパードライの生、ワインあり焼酎あり、(飲まなかったが)日本酒もありでこれであの宿泊料なら苦情なんていえるわけはない。そんなバイキングを充分堪能し大浴場でひと風呂浴びて就寝。

 翌日は雨だった。懐古園も雨に煙り、傘なしでは見学も無理だったので次の目的地小淵沢へ向かうことにした。そして列車時刻を調べるとなんと18分後に出発とわかった。そそくさと準備するが今からチェックアウトのあと駅に駆けつけても間に合わない。ところが調べるとその列車の後は2時間後の10時13分。懐古園散策も無理だし少し考え佐久平駅で新幹線でも見るか(撮影するか)となった。そして佐久平を経由する列車は小諸8時39分発。

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 駅にはおしゃれなツートンカラーシートのキハ110が待っていた。15分で佐久平到着。ちなみに佐久市にある駅名が「佐久平」なのは北陸新幹線の新駅ができるときに小諸市と佐久市で論争となり調停の結果この地方を総称する佐久平となった、そうだ。
 佐久平駅は小海線と北陸新幹線の接続駅で小海線の佐久平駅ホームから新幹線佐久平駅まで長い通路で結ばれている。通路の中に待合席がある。

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 新幹線を撮るのはこれもまた初心者には難しい。何分スピードが違う。シャッター速度を速めると、新幹線も停まって見えるのでスピード感がない。情けないことにその写真。シャッタースピード1/2000です。「かがやき504号」が200km程度(多分)で佐久平駅を駆け抜けるところ。計算上は2.7cm/1コマなのでカメラを振っても背景は短い距離しか動かない。

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この場合もう少し遅いシャッタースピードでカメラを振って撮影するのがいいのだろう。(もちろんこれでもカメラを振ったのだがいかんせんシャッタースピードが速すぎた)充分停まって見える。

新幹線撮影に失敗した後、再び小海線佐久平駅(愛称:八ヶ岳高原線)にもどり10時29分発に乗った。この列車にハイブリッドとの表示があった。何かなと調べるとキハE200形は、発電用ディーゼルエンジンで発電した電気、及び蓄電池に充電した電気を効果的に利用して走行する環境にやさしい車両世界初との言葉も。

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https://www.jreast.co.jp/nagano/koumi/hybrid.pdf

このキハ200-3が小海線を上る。佐久平駅の標高が約700mここからJR路線最高の駅野辺山が標高1345m、標高差645mを上る。なぜか発電のエンジン音が大きい。野辺山駅の手前から録音した。

 

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小淵沢到着 売店で懐かしいかってのJRお茶、陶器製で売っていた。ほうじ茶が入って380円

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小淵沢は改札を出た時に長万部駅を思い出した。よく似た駅だ。
小淵沢から甲府へ、途中早稲田の山クラブが乗ってきた。昨日の雨で八ヶ岳を撤退したそうだ。今日からは晴れだよと伝えると、明日10日は授業があるので竜王の温泉で休憩し帰京とのこと、真面目なんだ。
 甲府到着は13時49分。ホテルに荷物を預けそそくさと県立美術館。ここにはミレーが70点ある。

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今日の行程は普通運賃2270円相当。かかった運賃は7710円(秋の乗り放題パス:3日分)/3=2570円なので、少し赤字かな。


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