紙つぶて 細く永く

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尾瀬行Part1

三度目の尾瀬に行った。東京から尾瀬の往復はレンタカー。鳩待峠から至仏山登頂後に第二長蔵小屋泊という計画を立てた。
東京からは息子の手配してくれたレンタカーで入った。朝5時に新宿を出発。関越自動車道で沼田まで、そして9時に鳩待峠に着く予定。
 関越道の出発地は練馬インター。ここから目黒が近い。都市伝説で目黒の田中角栄邸から新潟県の出身地西山町まで車で行けば三回角を曲がるだけで着く、ということらしい。
関越道の途中、寄居Pでコーヒータイム。そして7時開店のスターバックスに合わせて少し長い目のインターバルとなった。ここで7時20分。
高崎市近くの藤岡JCTで上信越自動車道が分岐している。ここまでは連休の初日とあって車は相当多い。少し遅れ気味に通過した。

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寄居Pでイランの民族料理?朝早くから人が並んでいた。

沼田インターを出たのが8時過ぎ。そしてR120経由で片品村へ着いたのが8時55分であった。
ここの駐車場に車を止め、乗り合いバスで鳩待峠へ約30分。快晴の中鳩待峠に9時30分到着。山道は比較的慣れている?ので急いで至仏山にむけて出発。行程は鳩待峠からオヤマ沢田代まで1時間20分そしてオヤマ沢田代から小至仏山まで30分、小至仏山から至仏山まで45分の予定。

ここで寄り道。
カメラソフトViewNX-iの便利なところを紹介  Dライティングという操作がある。「ハイライト部(明るい部分)の白とびを抑え、シャドー部(暗い部分)の黒つぶれを軽減する効果」これで失敗作Aが修正され蘇るBとなる。
これがA

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そして下がB

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カメラ自体にもついている機能だが現場では時間に追われシャッターを押すことに必死で帰宅後にDライティングで修正できた。

鳩待峠1591mからオヤマ沢田代2030mまでは緩い勾配がつづく。オヤマ沢田代でぱっと視界が広がる。ここから笠ヶ岳への分岐がある。

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それこそ笠ヶ岳が笠のように見えた。
思わず見えた前方の山を「至仏山かな」と息子に尋ねると「あれは小至仏」とつれない返事。このあたりから前を歩く登山者に追いついたのか登山者が増える、ベンチで休憩と昼食をとる人も増える。

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熱中症とのことで尾瀬の中を救助に向かうヘリコプターが飛んでいた。その後遠くにかすかに救急車のサイレンが聞こえた。

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別途私たちの横を救助隊が駆け抜けて登っていった。少し上ると靴底がはがれた男女のパーティーがが立往生していた。女性のキャラバンシューズのようだった。かろうじてつながる携帯電話で救助の依頼そして、なんだか費用のことを話していた。靴底のはがれは怖いものだ。はき慣れた靴が経年劣化で突然壊れる。下記参照

経年劣化にご用心!履いていなくても、登山靴は壊れます。 | jRO 日本山岳救助機構合同会社
そして小至仏山にたどり着いたが山頂付近には行列ができていた。

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今思えばこのころから雲がかかっていたのだった。
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