紙つぶて 細く永く

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旧監督

星野仙一氏が退団会見を行った、ことが大きく報道されている。
2003年に阪神でリーグ優勝し一躍株を上げた。
実質監督は2年間であとはシニアディレクターと何やら実態のはっきりしない
職に留まり、阪神球団を離れなかった。
しかし、彼の功労は阪神球団に対して最大であったのではない。
彼の野球生涯を考えると実績は明らかに、中日での活躍が
取り上げられるべきであろう。中日との軋轢があるのか否か知らないが、
「中日の」星野としての報道は少ない。
選手ならびに、監督として中日への功労が花であった。
*

阪神球団としても彼に比して劣らない功労者は他にもいる。
監督として岡田、そして吉田、選手としては赤星等
まして、現在の阪神を築き上げたのは、星野にもまして岡田である。
ライオンズの広岡や森、ヤクルトの高田、日本ハムの大沢等
選手としての活躍球団を移り、旧所属球団以上に監督としての業績を
上げたその球団の功労者は他にもいるが、
こんなに阪神一辺倒で評価される人間は他に知らない。