紙つぶて 細く永く

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≒50年

中学校の卒業式前後だったと覚えているが、同級生が京都先斗町に就職しました。それから約50年先日偶然の機会に言葉を交わしました。聞けば先斗町へ就職、その後舞妓から芸妓をへて結婚もせずに、無事女将の役割を終え引き継ぐ、この間には私の想像をはるかに超える、苦難で片付けられない何かがあったのでしょう。15歳からの50年を経て肩の荷が下りたほっとした表情が、私よりはるかに大きな「人間」を感じました。