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紙つぶて 細く永く

2014年6月以前の記事は元のBlog(OCN)からinportしたものそのままです。鋭意改善中です。<(_ _)>

国際・政治

移民または亡命者たち

加藤周一に「亡命者たち」という一文がある。 亡命者たち(抄):加藤周一日本から外国への移民はあったが政治的理由による亡命者は、十五年戦争当時の狂信的な軍国日本からさえも、きわめてまれであった。 その理由の一つは、日本政府が批判者を弾圧し投獄…

FakeNews

アメリカ原住民「スー族」の代表タタンカ・イヨタケ(シッティング・ブル)は、神聖なる原住民の土地にはふさわしくないとして、自国領土内に間借りしているアメリカ合州国の首長でドイツからの移民の子ドナルドトランプとその仲間に、国外退去を命じた。そ…

雪かきそしてメディア・報道の役割

各地とも史上最大級の大雪で話題もちきりであるが、近隣では慣れない手つきで一家総出の雪かきにおわれている。その近隣に自宅の前だけをきれいに雪かきを済ませ、家の前だけ雪のない一軒の家があった。すぐとなりには先日来の雪が残っている。その前を通り…

タワーマンション司法

映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」 クリムトの「黄金のアデーレ」の経緯を描いた。実話に基づく。主演は名優ヘレン・ミレン、相手役にライアン・レイノルズ 誰でも一度は目にしたことはあるだろう名画「黄金のアデーレ」は、当時ウィーンの銀行家で実業家の…

アメリカだけの悲劇?

「選挙とは、権力をつかむ人を決めるものであって、真実を語る人を決めるものではない」 「トランプ氏の選挙運動は、かつてないほど欺瞞(ぎまん)に満ちていた。 このうそは政治的な代償を払うことなく、確かに多数の有権者の共感をも呼んだ。だからと言っ…

先人の知恵にも松竹梅

「学者というものは、普通の人より頭もよくしっかりとものを考えているのだから、間違うはずはない、と思いがちだが、学者の態度は、対象から身を引き離して、それを観察し形式論を立てるに過ぎない」 という論がある。ここで「学者が間違うはずはない」=完…

絶えず愉快なカルル氏 続

トランプの評価もやっと少しづつ出てきたが、その評価の幅は米国大統領予備選の各メディア評とはそう変わらない。みんな資料が無くて苦慮している。その中で寺島実郎氏の以下のコメントがトランプの人となりを少し理解しやすく解説してくれている。 彼の、ビ…

読めばわかるのだが むしかえしに誘われて

ある投書から 参院選の結果、憲法改正の議論が本格化しそうです。しかし議論は改憲派と護憲派の意見がかみ合わないまま推移し、今日に至るのではないでしょうか。 この状況を改めるには、両派閥の議論が必要です。そこでまず、改憲派の私から護憲派のみなさ…

「やまとこころ」と選挙 下 by 加藤周一

加藤周一に『「やまとこころ」と選挙』という1990年4月の一文青字部分から連想の下巻。*文運いまだ衰えず。やまとの国のもう一つの特技は、言いかえ技術の翻訳への応用である。英文和訳して、英文は外向けに、和文は内向けに用い、外も内もまるくおさ…

「やまとこころ」と選挙 上 by 加藤周一

加藤周一に『「やまとこころ」と選挙』という1990年4月の一文青字部分から。連想をした。*さくらの好きな本居宣長は、秋冬の頃、花を見ないでも、三百余首のさくらの歌をつくった(「枕の山」1801年刊) 「しき嶋のやまとこころ」の方は、それより…

四国に近い信頼する友人へ

メール返信ありがとう。昨日のメールにも書きましたが、私はあまり携帯電話を好みません。PC並みの機能があるのに、入力方法はこの小さい箱のツールのままという点でどうもなじめません。操作性の点からスマートフォンは必然的にPC入門機やおもちゃとし…

「すでに2/3議席を超えている」

公明党山口代表は「すでに改憲派議席は2/3議席を超えている」と述べているが、本音が出たのではなかろうか。代議制ではなく議員主義とでもいうべき思考の一端が披瀝された。彼が信奉する数の論理とはそのようなものであろう。民意を代表しているのはわれ…

綱領は物語る

日本共産党の綱領から抽出要約したものが以下「生産手段の社会化は、人間による人間の搾取を廃止し、すべての人間の生活を向上させ、社会から貧困をなくすとともに、労働時間の抜本的な短縮を可能にし、社会のすべての構成員の人間的発達を保障する土台をつ…

危機とは何か

危機はテレビを見ている間に忍び寄ってくる。以下テレビでは伝えられない危機意識*金子勝氏 スピーチ[戦争法案廃案!9.18国会正門前大集会]2015.9.18 @国会正門前 - YouTube* 2015.09.18 小熊英二さんスピーチ SEALDs国会前アピール(参議院の強行採決前…

数を頼む宗教

水曜日と日曜日に近隣で「ナンミョウホウレンゲキョウ南無妙法蓮華経」を繰り返す唱和が聞こえる。やがてトランス状態になるのであろうかはたまた法悦の境地に達するのであろうか多数で抑揚をつけながら1時間も続くだろうか・・。 数十年前のことであったが…

この記事にはビックリ

宗教法人「生長の家」は9日、安倍晋三首相の政治姿勢に反対し、参院選で与党とその候補者を支持しないとする方針を発表した。 方針は、安倍政権を「民主政治が機能不全に陥った時代の日本社会を美化するような主張を行っている」などと批判。「日本を再び間…

弄ばれたSummit

以下のニュース専門ネット局 ビデオニュース・ドットコムの記事 VIDEO NEWS「リーマンショック前夜」を裏付ける資料を作ったのは誰か・未遂に終わったサミットを国内政争の道具にする計画 » *安倍首相のサミットを国内政争の具に利用する計画は、失敗に終わ…

「人間主義」とは何か

高橋由伸監督は前・原監督に比して作戦的に「動かない」というイメージが強い。原采配についてはこのシーズンオフにOBの広岡氏が「4番打者の意味」についてより重視するよう発言していたが、それにも十分うなずけるところはある。いつかの阿部の4番降格…

核なき世界へ

唯一の被爆国は日本であるが、同時に歴史上唯一の「加爆(原爆投下)国」は米国である。*原爆投下後の8月6日にかねて用意された大統領声明下記が発表された。「16時間前、米国航空機一機が日本陸軍の重要基地である広島に爆弾一発を投下した。その爆弾…

学問の自由と大学の危機 おまけ

どうやら守旧派が国旗・国歌に「敬意を払え」と指摘する根拠になっているのはこの条文のようだ。教育基本法第二条五号 「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う…

学問の自由と大学の危機3

今回は「学問の自由と大学の危機」から学んだことを・・以下2004年国公立大学の法人化という施策が実施されたときの文科省問答集より 国立大学の法人化をめぐる10の疑問にお答えします!:文部科学省 *Q1 なぜ国立大学を法人化することとしたのですか。…

学問の自由と大学の危機2

本の紹介。「学問の自由と大学の危機」続きです。*明治末年1912年に美濃部と上杉愼吉との間で争われた論争は1935年の「事件」と区別して天皇機関説「論争」と呼ばれる。美濃部は比較法制史の先生であったので、ドイツ留学中はついに国家学・憲法学…

学問の自由と大学の危機1

本の紹介です。「学問の自由と大学の危機」天皇機関説事件80周年という石川健治先生の文章です。夏目漱石と美濃部達吉、その兄美濃部俊吉、浅井忠等が出てきます。*テムズ川に臨むロンドン塔ボーシャン塔について書かれた1枚のはがきがあるそうです。「…

「万全」の対策

地震についてのメディアでの発言に対する素朴な疑問「万全の対策を行っています」内閣官房長官 万全の意味とは、[名・形動]少しも手落ちのないこと。きわめて完全なこと。また、そのさま。「―を期する」「―な(の)備え」「―な(の)注意を払う」 (コトバ…

地方自治体の脅威:住民の意趣返し

多分こうなのだろう。*まず都知事視察出張にあたっては担当官僚「前回までの都知事視察はこうでした」と報告があがる。少し思慮に富む知事であるなら、知事「そこは高額ではないか」「もう少しリーズナブルなところでいいんじゃないか?」担当官僚「しかし…

「孫」の仕打ち

岸信介の孫、「安倍晋三の思考の筋道」論考彼の思考を経路立てて述べれば、まず国内的には経済指標の数字をある程度(若干のマイナスも含む)に維持できれば民主党時代とは異なった「明るい未来」を口頭で強力に訴えられる、その結果国民には肌ではなく頭の…

丸山君それはアウトだ

今の日本でアメリカの逆鱗にふれればよって立つ基盤を崩されるのは必然だ。知識教養の薄さよりも、今の政治業界では業界のタブーを知らなかったことが責められるのだ。*ジミントーの先生たち、落選運動が迫ってますよ・・ // REMEMBER3.11 不断の努力「民主…

選挙地盤か一般意志か

甘利氏は大臣としての責任は感じるが、議員としての責任は感じないらしい。大臣室で50万円を受け取るその神経もすごいが、「私は選挙民のため行った。だから議員はやめない」と思っているその感性はさすが厚顔無恥の権化・議員と感じ入る。全国の有権者総…

そして未来6 論を待たない

10月25日に行われた「安全保障関連法に反対する学者の会」主催「岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義――大学人の使命と責任を問い直す」(以下の動画参照) 学者と学生によるシンポジウム第1部(2015年10月25日) - YouTube この中に御用学者と…

ブッシュに似てるって?

He's a real nowhere Man めったにいないさ Sitting in his Nowhere Land こんな男どこにいるのだろうね Making all his nowhere plans 賢人の知恵も無視をして for nobody. Doesn't have a point of view 知性なんて無いのさ Knows not where he's going to…

そして未来5

加藤周一「国の犯罪」という一文から。*ドイツ占領下にあったフランスでは北部はドイツ軍が直接に統治し、南部ではヴィシーのフランス政府が占領軍に協力していた。その協力は強制されたものでやむを得なかった、というのが、今までフランスで広く信じられ…

そして未来 おまけの3 今朝の新聞から

先ごろ参議院において成立した安全保障関連法に対しては、国会の内外で賛否両論が激しく対立した。いささか興味深いのは、どちらの陣営も「平和」の名目で賛成し、また反対したということだ。相互に「平和」という言葉の定義が異なっている。昔からある詭弁…

遅まきながらホームページを作成しようと考えた1

ホームページの作成でHTML編集について試行錯誤している。下記のような表を挿入する場合、アルファベットあるいは漢字を使う場合で表横のサイズが変わるようだ。以下はまず1行の場合は比較的よみやすく展開した。* No.選挙区政党議員氏名安保採決議員会館T…

そして未来 おまけの2(くどくてすみません)

やはり気になるのでもう一文 くどいようですが、安倍政権によるクーデターだ、という認識を広く共有しましょう #715クーデタ- この総理の思考構造に大いに疑問が湧くのであるが、かってのヒトラーでもそうであったようにその思考に少なくとも賛意を示す立場…

そして未来 おまけ

世情には、もっと熟した議論を、とか安保法案について反対だが、紛争への対処を法律で規定する仕組みは必要だという論は少なくともあるが、このような冷静な思考の論点は落とし穴があって、なによりも「安保(戦争)法制」は違憲であるという視点が抜け落ち…

そして未来4

歴史に汚名を遺す見事な戦略であった。祖父とはことなり理念も信念もなくただ言葉を弄んだ平宰相であった後世から歴史の中の奇人とでも称えられるのではそれにもまして支え続けた自民党の見事な一体感詭弁を弄し続けた、中谷氏・高村氏を筆頭に小学生でもわ…

そして未来3

奇策1昨日の採決について、委員全員がほぼ立ち上がり、鴻池氏の声も聞き取れない中、賛成多数をどう確認したのかはわからない。だが、参議院事務局は「最終的には委員長が賛否を認定する」と話す。委員長発言はマイクを通さなくても、委員会室で発言する限…

そして未来2

昨日から隣家で新築工事が始まった。コンプレッサーの「ブーン、ブン」とう震動の中でキーボードを叩いている。昨日午後はその工事・震動を逃げ出して、映画「わたしに会うまでの1600キロ」を観にいった。原作はシェリルストレイドの自伝的小説らしい。…

そして未来1

2015/6/15日本記者クラブ会見──違憲という意見は出されても、与党は数の力で強行採決するかもしれない。もしそうなった場合、どのような法的手段で対抗できるか。実際に法廷訴訟は可能か。訴訟が起きたとしても、判決が出るまでの間はどうなるのか。最高裁の…

機は熟しすぎた

ここのところ盛り上がりを見せる、「アベ政治を許さない」しかし、遅きに失した。敏感な識者はすでに昨年の総選挙時に「このままでゆくと安倍独裁政治がはじまる」と指摘していた。その時点で各自が熟考し投票をするべきであった。自民党は党の成り立ちから…

今日の事態は私たちの一票が招いた?

この事態を危惧する人も多い。しかしこの結果はその「危惧する人」も含めた私たちの一票が招いたことに間違いはない。毎週月曜日最寄りの駅に、地方議員が立って朝の挨拶をしている。行く人に「おはようございます」や「行ってらっしゃいませ」と一言をかけ…

続いて加藤周一

「帰郷の弁Ⅰ」米国がいくさをしている。そのいくさがどこまで拡大するかわからない。しかもその米国の軍事基地が日本にある。という状況のもとで、いくさの拡大にはっきり反対もせず、軍事基地の存在にも反対しない日本の政府は、さすがに悟りの境地に達して…

「異論」の疑問

保守の論客がコラムを書いた。佐伯啓思「異論のススメ」*「そもそも問題の発端は「憲法」よりも「防衛」にあった。冷戦以降、「国際環境」は変化しておりアメリカの力は低下し、アジアは不確定要因に包まれている。安倍首相の今回の提案はこの状況への新た…

教養

Wikipediaでは教養をこう定義する。「一般に、独立した人間が持っているべきと考えられる一定レベルの様々な分野にわたる知識や常識と、古典文学や芸術など質の高い文化に対する幅広い造詣が、品位や人格および、物事に対する理解力や創造力に結びついている…

キャラの立った高齢者(Or老人)2

昨日の続編。「21世紀構想懇談会」なるものが設立された。戦後70年の節目に発表される「安倍談話」について議論するのだそうだ。それはいい、人選に少し「友達だけで」感は拭えないが、結論を見ることにしよう。まかり間違っても、「全く関係のない記事…

キャラの立った高齢者

昔から夫婦そろって、権力になびく人だなとは思っていた。高慢なカソリックとも思っていた。そして今回人種差別主義者との「栄誉」も受けたそうだ。似た経歴がだれかいたなと思って心細くなった脳の中をまさぐったら、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ、そう…

朝日新聞社第三者委員会

朝日新聞社第三者委員会による報告が出た。*戦争というものの実態を知るわけでもないので、当然確定的なことは言えない立場である。しかし、ある意味その空間では絶対的暴力装置として存在する軍隊において、人間の良心だけで理性ある秩序が常時保たれる訳…

選挙制度の肯定

自民党圧勝か、という報道が出ている。でも年末は忙しいし、投票に行くのをどうしようかと(思う方がいる)。本当にいいんですか。投票を棄権すると(安倍政権が)2年間でやってきたことが、ますますまっしぐらに進んでいく。集団的自衛権もどうぞやってく…

そもそも「選挙」として成り立つのか

第一条 この法律は、日本国憲法 の精神に則り、衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長を公選する選挙制度を確立し、その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によつて公明且つ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を…

孤独の大衆

「歴史を繰り返すな」坂野潤治・山口二郎から山口 1920年代の政党政治とその後の軍のリアクションは、何だか今の話に通じるように聞こえます坂野 僕には(その当時の)反体制エリートが総理大臣になったのが今の安倍晋三のように見えるんです。山口 野党…