東海地区の比例で「立憲民主党の1議席」が名簿登載人数不足で自民党に割り当てられた。心配していたことが起こった・・
東京新聞:立民の獲得議席、自民に 比例東海で候補者不足:政治(TOKYO Web)
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
政策の争点はほかにも「大事」なことがある、北朝鮮や経済、少子化や消費税。たしかにそうだ大変重要な問題がある。それをまっとうに取り上げない選挙方法でもあった。
隠された争点、核兵器禁止条約や原発の問題もある。
そして森友・加計学園問題がある。
森友・加計問題は固いガードで守られていたはずの、隠れ政策が、能力のない官僚による忖度によってかえって露出したということだろう。
「神は細部に宿る」
正しい行いを推奨する神は、さりげなくわれわれにその犯罪の証拠を提示する。
政権の暗部を照らす証拠がまさしく「モリカケ」問題なのだ。ゆえにこの政権の性格を判断する材料として、この細部(「モリカケ」問題)は重要な意味をもつ。
この論からゆくと今後の論戦として「モリカケ」問題をまず第一に深く追及することには充分意味がある。
下記マッチポンプ式の弁明に惑わされて追及の手を緩めてはならない。
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今回一般人の批判に、「立憲民主党に入れた人は経済の事がわかっていない」というものもあった。
この意味は、経済の事を考えるなら、〇〇党に入れるべきだ、という事だろう。その根拠はいままで政権を預かってきた信頼ある(?)政党に経済政策をゆだねるべきだという発想だ。しかしこれは博識から出たものでなく、すなわち科学ではなく考えた本人の誤った信念なのだ。いまだにどぶ板式の選挙活動に判断をゆだねる人が多い。
ならば経済を考えて〇〇党に投票し、その施策であるアベノミクスで経済はうまくいっているのだろうか・・日銀介入なしで株価は維持できるのだろうか・・東芝・神戸製鋼・日産などに現れた如く経験や先輩からの指導も薄い非正規社員による空洞化で多くの日本の産業はガタガタになっていないだろうか・・いまの政権下でも経済は適正にすら機能していない。
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今となっては前原Who?てな感想だが、思っていたようにこの人の能力ではリーダーとなるには頭脳が二個必要なようだ。われわれも本当は彼の偽メール事件の時に彼の能力に感づいていなければならなかった。 政治についての資質 - 紙つぶて 細く永く
少なくとも選挙民から信認を受けた選良を、さらに導くという政党指導者に相応しくない器だと分かったからには、速やかに代表を辞任すべきだ。また、今回のような不誠実な行動を是としほぼ前回の得票数(66227票)と変わらぬ投票をした京都2区65000票あまりの有権者の判断も疑う。
もちろん彼は民進党からも責任を取る意味で離党しなければならない。
そしてhosono君の下で一介の小池新党一員として歴史的判断を受けるため屈辱的に過ごすのが進むべき正しい道だ。
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日本の一大岐路にこのような喜劇を、それも大根役者として演じた諸氏は歴史に語り継がれるだろう。
この喜劇の最後の勝利者は多くの市民でもなくただ一人。岸信介の膝に抱かれ幼心にずっと口ずさんでいた「アンポハンタイ(安保反対)」
祖父の自宅付近にまでそのシュプレヒコールが届いていたのだろう。
「孫」の仕打ち - 紙つぶて 細く永く
政治は遠くなった。
黙し幾十年を抱え今質すノンポリの知性
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
この選挙に民進党からではなく小池新党として立候補した候補者には二重のウソをつく人もいる。
たとえばこの人以下URL参照は「私は安保の考え方も憲法改正に対する論議も、原発を動かさずに新しいエネルギー社会をつくる方向性も一切、これまで通りぶれません」といっている。
希望・田嶋氏「党を実際に運営するのは民進出身の中堅」 - 2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
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その時点で、この候補者は嘘を塗り重ねていることに気づいていない。
まず第一「踏み絵」に署名したこと。
これは、信念をもって「戦争法案」「共謀罪法案」「改憲」に反対すると訴えていたことにたいする裏切り(嘘)。
第二「これまで(民進党での活動時)通りぶれません」とするなら、「政策協定書」にサインしたことすなわち、「踏み絵」にサインしたことに対する裏切り(嘘)
一応「協定書」というようなタイトルの文章、かつ自身の考えに反するような文書にでも簡単に虚偽のサインをするんだ。
虚偽に虚偽を重ねることによってますます信頼を落とす。
理性ある社会ならまず第一の嘘でこの人の信用は相当落ちるということになるだろう。
半減の半減は四分の一だ。このひとの人格は四分の一になった、いや結果からいうと正しい評価をされたということにもなるのかな。
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私は「踏み絵ニスト」を候補者の中で最も信用しない。全国の踏み絵ニストきみらは政治家のくずだ。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
お金についての話題です。
基準を満たした政党には国からの「政党助成金」が、年4回に分けて(4月、7月、10月、12月)、各政党からの交付請求に基づいて交付される。
総務省|IV 政党交付金の額の算定と交付手続
今までの交付実績は以下
民進党には2016年93億円の交付金が割り当てられています。
また2017年は87億円が予定されています。これを本年4月以降12月まで政党からの請求に基づいて支給されます。つまり9月以降は前原代表によって決済印が押された請求がされるわけです。その額87億円。
また「民進党の金庫」には交付金累積額、会費や別途収入あわせて150億円のお金があるといいます。その中から小池新党から立候補した候補者へ一人あたり1500万円程度がすでに手渡されているようです。今までは「公認料」という性格のものだったようで、今回は公認はあくまでも小池新党が行うので、民進党からの支給はどのような名目だったかはわかりません。
逆に小池新党では公認料を候補者から徴収するようです。その徴収する「逆公認料」は500万円ともいわれている。
小池新党の若狭氏は、
この表現で注目したいのは、「民進党のお金を少し援助してもらって」といっている点で、彼は法律家なので、後に追及される時のことを予想して発言している。
つまり上記表現と、
「いや、候補者から公認料としていくばくかの金額を寄付していただくのは、民進党のお金を援助してもらっているのではない」
という今後の言い訳は法解釈的には両方なりたつと言い張る予定だろう。
たとえば100人の候補者に1億5000万円を渡し、候補者がそれをいかに使おうがかまわないという交付金であることや、選挙後に民進党と小池新党が合流する予定でもあり、諸氏の「おれおれ」詐欺的手法によってこの150億円もきっちりとした行方が不明になるのかもしれない。
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菅官房長官は会見で「(2014年に解散した)みんなの党は解党時に(政党交付金8億2600万円を)国庫に返した」と述べている。(さすが政府の金庫番よく知っている)
可哀想に未来ある18才も、こんな政治家を公認するための選挙に行かなければならない、のだろうなあ?
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
いつもの反jimintoでない記事が続く。このような選挙は初めてだ。それも某小池さんのおかげだ・・。
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暮しで目いっぱいの人が、投票行動を考えるだろうか。
暮しながらなにかもっと、日々暮らしがらくになる方策はと考える。そして自身で解決できない問題があれば政治に託す。よい政治をしてほしいという願望は人一倍あるはずだ。しかし投票に行けない事情もある。
生活から判断した政治家の評価を最も反映してほしい層が投票に行けない。
その場合一つの評価表明がSNSなのかもしれない。SNSで意見は発信するが、実際の投票にはゆかない、そのようなパターンだ。
ネットの中では枝野幸男に対するその評価はうなぎのぼりのようだ。10月2日に政党を立ち上げて、日に日に指示が伸びているようで、本日(18日)現在で「追い上げれば当選可能圏内」の候補者もまだこの数日で伸びる可能性は充分ある。
それに反比例して、小池新党が支持を落としている。これは何を意味するのか?
憲法違反の安全保障法制=戦争法については、第一中身自体に違憲性があること、第二多数の横暴でこのように重要な法案を無理やりに国会を通したその手法にも問題がある、という双方の点で問題化したのである。
宮台真司氏は、あの小池新党踏み絵はその両方を是認している。しかし「安倍政治を打倒」と訴えている。これは何を意味するか? 小池氏は単に「安倍晋三にたいする人物の好き嫌い」で物事を判断しているに過ぎない、と解説した。
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過去の選挙で自民党社会党双極の55年体制が健在だったころ、左翼右翼の対立時に、過去のjimintoが考えた戦略として、左右の対立で国民の意見が二分されるなら、もう一つ「右の右」を建てれば、われわれjimintoは中道になる、という論理があった。実際に幾多の選挙で泡沫候補とよばれ極端な主張をする候補者が立ち話題になった。今回その再来だ。
なぜかjimintoが中道に見える。
いや、「寛容な保守」ならそちらがいいかと流れができかけたが、「排除の保守」となり、同じ保守ならjimintoがいい、と流れが戻ってしまっただけだ。これにたいする、某小池氏、hosono氏、前原氏の(トロイの木馬的)罪は政治歴史的に大きい。後世に語り継がれることだろう。
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東京新聞15-17日調査 Webサイトより
公示前は反jimintoで200議席という夢もあった。
中で前原氏、hosono氏は圧勝だって。もう笑うしかないなあ。
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京都駅でブラスバンドの公演があった。その中で小林亜星作曲集を取り上げていた。幾多の名曲の中から
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
彼女のにやっとした笑顔は、謀をたくらむときにでるものだ、というのは隠れた主題で、「やはり非条理だ」、が本題です。
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少し勢いが出たところだ、このままいけば念願の国会制覇が可能かもしれないと自負した。
そんな時に、民進党前原代表から候補者を「あなたの党から立候補させてほしい」と告げられた、これは数を増やすチャンスだ。一層制覇に向けて大いに加速できる、
そしてわかりました、「引き受けましょう」と答えた。
しかし、見るとかねてから好ましくないと考えていたメンバーが含まれている。
含まれることは当然である。ここで「一部となら合流する」と答えなければいけなかった。
一旦「引き受けましょう」と答えてしまったこの人はそのメンバーをなんとしても入れずに数を増やしたいと考えた。そして断わりを入れる「踏み絵」を実践した。当然排他メンバーに立候補をするなとはいえない。
しかしそのメンバーに立候補されると当選しそうな有力なメンバーもいるから、もし当選した後顔を合わせるのもいやだから、一つ当選のハードルを高くしておこう、
「無所属で立候補するなら、刺客をたてない。徒党を組むなら刺客を立てる」
こうしておけば当選には小選挙区での勝利のみで、比例での復活当選という方法はとれない。
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某小池氏が思い浮かべたであろう「小泉郵政選挙」は、自党を割って出た議員いわば総裁に謀叛を起こした議員に刺客を立てたのである。
某小池氏は、一旦「合流する」と思わせた議員・候補者に、踏み絵を踏ませ、踏み絵を踏まなかった、いわば一度も接点を持たない議員・候補者に刺客を立てたということなのだ。
自身が刺客になったからこそ、運悪ければ使い捨てのように、「よく善戦したね」で済まされる、落下傘候補者にあなたもなるのよと、にこっとしながらいえるのだろう。
二重の意味で、この人の心性を疑う。
こんな人にくっついてゆく、東京都民、hosono氏、当選が怪しい若狭氏、「踏み絵二スト」がまったくもって信じられない。
口先では、「安倍一強政治に反対を」と訴えながら、心の底では、選挙後の連立を模索する。
「私が弄んだ政治」をテーマにこの人はどのような論文を書くのであろう。そもそも論文を書く能力があるのであろうか?
手練手管で何人かは排除できた。しかし踏み絵ニストには仮面を被って応じたメンバーもいるようだから、未だ余波はあるかもしれない。当分最終的論文は望めない。
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国会議員一人あたりの経費を考えた。
議員一人の経費アバウト年間1億円
あなたが投票する場合はその人に1億円の税金を使っていいですよ、ということになる。尊敬できない、ましてや好きでもない人に1億円使ってください、ということになるかもしれない行為が投票だ。好きなひと、尊敬できる人がいないなら投票はやめようそれも市民の正しい選択だと思う。
(でも卑怯だが私は小選挙区「一票の格差0」(この選挙区には踏み絵ニストしかいないので)比例区「立憲民主党」として投票するかも)
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
共産党の「現実路線」は表面で見えるものとは異なり、深く静かに進行し相当なもののようだ。
しかし、それにも関わらず予想もしなかった「前原の計算ミス」によって現実路線は大きな実を結実することにはならないかもしれない。
選挙結果によって、与党野党の構成が現在より変化したとしても、三極の比率はそれこそ各三分の一となり、小池新党は自民党・維新と手を組みやはり、衆議院の7割を占める、というようなことになりそうだ。
それならなぜ解散したのかということになるが、解散は憲法改正へのgoを求める解散だった、なんて後付けの理由を掲げ必要議席を連立で獲得した、自民・小池新党・少数の維新(もちろん公明党は外される)という改憲勢力で、「めでたく国防軍・集団的自衛権」認証の憲法にとりかかる、なんてことになりそうだ。
なら最初から解散などせずに三分の二保有する現政権で公明党( 注)と憲法改正発議をすればと思われるが、そこはそれ得意の憲法改正是か非かのワンイシュー解散で信認を受けた、なんて理由付けが欲しいんだ。
とどのつまり選挙の結果が、こうなれば政権交代だったのかそうではなかったのかなんてわからない。したがって「政権交代実現への疑問」となるのです。
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まあそんなに投げやりにならなくってもという向きもあるが、この二十数年期待し破られ、破られ期待しという感じだった。
加藤周一は「それでも若者を信じる」といっていたが、ますます元気な似非権力者に比して「信じられる」若者もかなり疲弊している。
注 )創価学会の中では「民衆の味方でなくなった公明党」という批判もでている。
「公明党は私たち民衆に牙をむいてきた!!」信仰歴50年以上の信者までもが解党を訴える!?~「創価学会前サイレントアピール」 2017.6.18 - YouTube
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次に、
全国の人には西日本の地方政党なんて価値は理解できないだろうが、それにしても酷すぎる。でてくる駒=大阪知事といい大阪市長といい全部軽薄矮小と思える人物に見える。
いわば「丁寧なファシズム」党首が公明党とするならば、「水で薄めたファシズム」似非党首が西日本の地方政党だ。(もっとも西日本では、大阪は地盤沈下で鼻つまみにされ、「うちはしりません。あんさんだけでお好きにやっとくれやす」とされているが・・)
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2020年オリンピックを代表にして、東京都民の選択は押しなべて、日本の先を指す指針とはいえないし、その結果を甘んじて受け入れると、おやちょっと違うなと感じる。
所詮日本の10分の1でしかないのだから、いままで「日本の基準」だと考えていたのが大きな間違いなのだ。
この地はまだ江戸として人が多く住み始めてから400年位の歴史しかない。 いわばリーダシップをとってまだ浅きエリアといえる。当然失敗も経験しながら成長してくんだろうが、それにしても東京は自信を持ちすぎた。 山形や岩手、福島や新潟、島根や沖縄奈良や和歌山もちろん京都を含めた圧倒的な日本の伝統を軽んじすぎた。人は自信を無くしたときに「昔」に帰る。懐かしいところへ帰る。
今「温故知新」伝統を顧みるならば東京の方針はほぼ役に立たない。 自身が担いだ知事を省みるがいい、安井誠一郎、東龍太郎、美濃部亮吉、鈴木俊一、青島幸雄、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一、小池百合子・・全員間違いなかったと自信がもてるかい。
中にはこれは酷いという人選はなかったか・・? 全員世界に誇れるtokyoの知事ですか?
2020年のオリンピックはやるべきでない。そんなの分かっている事なのに、返上は今となっては無理みたいだ。
それなら少なくとも出場選手のために競技開始時間を考慮すべきだ。
しかしなあ、あさ6時からのマラソン競技。(少なくとも日本ではほとんど見る人はいない)
まあ東京の道路を各地封鎖をして日本最高峰のビジネスを中断し、われわれ地方の人間はテレビ中継でのほほんと楽しみますか。
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そんなこんなでも、大多数の識者は「最良ではない次善の選択」を考慮して、是非投票に行こうと、いっている。
しかし、私はそう思わない、これほど見え透いた「選挙結果」や「政策のウソ」「言葉のウソ」に付き合う必要性はそれほどない、棄権も一種の意思表示なのではないか。
あなたが信じることができる候補者(政党)がいないなら、次善の議員として選んでしまって「申し訳ない」と謝られ、または「泣かれ」て後悔するよりは、無益な投票などせずに、それはつまり選挙結果を100%受け入れることになるが、日々の暮しに邁進したほうがいい。
(でも私は小選挙区「一票の格差0」(この選挙区には踏み絵を踏んだ人しかいないので)比例区「立憲民主党」として投票するかも)
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REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」